キーワードで検索
2月になると、春を感じられるイベントがたくさんあります。
そんなお祭りやイベントを紹介したいと思っていたのですが、新型コロナウイルスのオミクロン株の影響で岡山後楽園の芝焼、西大寺観音院の会陽、恩原高原氷紋祭りなど、あらゆるイベントが中止になってしまいました。
外出も控えているので、過去の写真をもとに倉敷春宵あかりを紹介します。
倉敷春宵あかりは、白壁の町「倉敷美観地区」に春の訪れを告げるライトアップのイベントです。
倉敷川沿いに無数のロウソクの光がゆらめいています。昔は現在よりも川幅が1.5倍ほど広かったといわれており、米や綿花を積んだ船がこの川沿いを行き来していました。
大原邸の前に並ぶ和傘。
期間中は毎日、ライトアップされ白壁の町並みが幻想的な雰囲気に包まれています。
川のほとりにたたずむ蓮の花の照明。
倉敷川を往来する和舟に乗って川面から美観地区のライトアップを楽しむのも風情があって素敵です。
同じ場所でも毎年少しずつ変わっていくので、毎年来ても飽きません。
今年はまだ詳しい開催されるかどうかを含め、日時の公表もされていませんが、開催が決定した場合は2月下旬~3月上旬頃になると思います。
影絵あかりは毎年デザインが変わるので楽しみのひとつです。
華やかな切り絵細工。
部分的な写真が多く夜の町並みを撮ってなかったのですが、美観地区全体の景観照明は、照明デザイナー石井幹子氏がプロデュースしています。東京タワーのライトアップデザインから内外から注目されるようになり、倉敷で行われた講演会に行ったことがありますが素敵な方でした。
現在はまだ未定ですが、一日も早く日常が戻りこのイベントが開催されてほしいと思っています。
■倉敷春宵あかり
開催場所: 倉敷美観地区一帯
住 所: 岡山県倉敷市中央1-4-8
電話番号: 086-421-0224(倉敷春宵あかり実行委員会)
アクセス: 倉敷美観地区までJR倉敷駅から徒歩約10分、または山陽自動車道倉敷ICから約15分