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こんにちは~。岡山特派員のmamiです。久しぶりに倉敷美観地区にやってきました。
倉敷美観地区は白壁の蔵と洋館が建ち並び、500以上の伝統的な建物が残る町です。
この地域は、江戸時代後期から戦前までの建物が約9割も占めているんですよ!
倉敷川の周囲は、古い蔵をリノベーションした施設やショップが建ち並んでいます。
普段は行列の絶えない人気店、「くらしき桃子倉敷本店」さんは臨時休業です。
新型コロナウイルス感染対策として岡山県に適用中の「まん延防止等重点措置」が2022年3月6日まで続き、休業中のショップがちらほらあります。
普段の人通りの多いにぎやかさはありませんでしたが、美観地区本来の落ち着いたたたずまいを堪能できる町歩きです。
倉敷川沿いだけでなく、車も通れないような路地が数多くあり、そんな路地を彷徨うのも好き!
漆喰になまこ壁の蔵はほとんど、江戸時代のものだそうです。
「クラシキ庭苑(ていえん)」という建物の中を通る路地の突き当りはショットバーでした。
左右には珈琲専門店のコバコーヒー老舗の襟立製帽所さんがあります。
このあたりは、町家と中庭をリノベーションして新たな商業施設としてオープンしたエリアです。最近は古い町屋と中庭を利用した複合商業施設があちらこちらで見受けられます。
商店街近くの「林源十郎商店」の屋上テラスから下を眺めます。
本館の中は撮影が禁止でしたが、生活雑貨の「倉敷意匠アチブランチ」、軽食と珈琲の「Cafe Gewa(カフェゲバ)」が入り、2階には、林源十郎商店の薬種問屋としての歴史や大原孫三郎に大きな影響を与えた林源十郎の生涯を伝える「林源十郎商店記念室」があり、倉敷美観地区のことがよくわかります。
この敷地内には母屋、離れ、蔵などの古い建物が残り、ここも8店舗が集結する複合施設です。
美観地区を眺めます。白壁、倉敷窓など倉敷の町屋建築独特の意匠、瓦と白漆喰のコントラストが美しいなまこ壁が見渡せますね。都市計画による計算しつくされた美しさではなく、先人たちが暮らし、今に至る歴史の流れによって形成された美しさです。