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Tere!(エストニア語で「こんにちは」の意)
3月8日は国際女性デー。女性の皆さんはどんなお花やプレゼントをいただきましたか?と、もらって当然でしょとばかりに書いておりますが私はもらえませんでした。ふふ。
さてさて国際女性デーと言えばミモザの花。でもここエストニアではまだ春が来ていないからか(暦の上では来ております)ミモザを中心とした花束を見かけることは少なく、バラやチューリップを中心とした花束が多いようでした。
前日の7日からスーパーの入り口やお花屋さんには人だかりができていて1人でいくつかの花束を買っている人が多かったです。奥様か彼女用、そしてお母様や家族用、職場用と買い求めるからだそうです。当日ともなればお花を買うための行列(と言っても2、3人ですけれど)ができます。日本に暮らしていたとき、お花屋さんに並ばないとお花が買えないといった光景を見たことがなかったので、私は贈り相手もいないのに毎年この時期お花屋さんを見に行って遠くからずっと眺めてうっとりしています。お花屋さんが大人気になるってなんだかとっても豊かな感じがして目が離せなくなるのです。
当日の夕方以降はもう本当に街が花束であふれていて特に信号待ちは見物(みもの)です。横断歩道の向こうに立っている女性のほとんどがお花を持っているのでみんながみんな表彰されて一列に並んでいるように見えます。バスに乗っても芳しい香りに包まれます。みんなが持っているお花が白い雪の中できれいな色とりどりの水玉みたいに見えて、それがみんなが歩くたびに揺れてまるで夢のよう。ああ大好き国際女性デー!(ちなみにもらって当然という態度の女性もいたり、男性の財布に響くこともあってか、男性で「国際女性デー大好き!」という方に巡り合ったことはありません。遠目に異文化を眺めるに「素敵〜!」という感じです。)
日本でも最近は国際女性デーが浸透してきたというニュースを見ましたが、お花の日が素敵だからだろうなと思いました。ん?お花の日じゃなくて国際女性デー。しかも制定趣旨とズレてるやん。。。そう、制定趣旨を知っていると安易にお花がきれい!街が素敵に見える!なんて言うことは憚られるのですよね。反省しつつ制定趣旨を振り返りつつすべての女性の、いえすべての人のご活躍を祈って本日はこれにて。
(お写真を載せたいところなのですが私のパソコンが壊れてしまって載せることができません…いつか載せたいと思います)
またここでお会いしましょう!チャオチャオ〜!