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JR札幌駅から江別・岩見沢方面行きの電車で16分。JR大麻駅(おおあさえき)の近くの閑静な住宅街で営業しているカフェがあります。江別市文京台の隠れ家的なカフェをこっそりご紹介します。
札幌の隣、江別市の住宅街にある「カフェ・ド・サンレモ」は、知る人ぞ知るカフェです。
▲Cafe de San Remo
酪農学園大学や札幌学院大学、北翔大学のほか、地元ではポプラなどが生えている広々とした芝生で知られる道立図書館など、学校・図書館・研究施設が集まっている「文京台」というエリアで、カフェ・ド・サンレモは、JR大麻駅からは歩いて約10分のところにあります。
建物に向かって左側にある階段を上がったところにある看板が目印。
隠れ家的に作っているわけではないのですが、建物の2階がカフェのため、お店の前を通っただけではカフェがあると気づきにくいのです。
カフェ・ド・サンレモのおすすめは、手作りケーキです。
毎日、日替わりで3~4種類を手作りするケーキは、目の前にすると迷ってしまうほどどれもおいしそう。
スイーツが好きな方なら、ケーキを何種類もいただける、ケーキのアラカルトセット(コーヒーor紅茶付き/800円)がおすすめです。
手作りケーキだけでも満足する盛り合わせですが、クリスマスやバレンタインデーなど、イベントが近い時期には、手作りクッキーやトリュフチョコなどが付いてくることも。
ちなみにケーキ1種類とドリンクのセットは700円。
手作りケーキの種類は、例えばシフォンケーキ、パンプキンタルト、アップルパイ、フルーツのパウンドケーキ、ベークドチーズケーキ、ショコラテリーヌなど。
今までで特に印象深かったのは、イタリア(カプリ地方)の伝統菓子「トルタカプレーゼ」です。
しっとりした舌触りでコーヒーにもぴったりのトルタカプレーゼは、グルテンフリーのケーキでもあるそう。
個人的には、アップルパイがあるときは、それを必ずいただきます。
旬のフルーツを使ったケーキが並ぶこともあり、何度訪れても楽しめる手づくりケーキの優しい味は、記憶に残る味です。
※最後2枚の写真↑は、食事を食べ過ぎたあとでしたが、どうしても3種類を食べたくて、ひと切れを小さく切り分けていただきました。
手作りスイーツがおすすめのカフェ・ド・サンレモですが、食事メニューもいくつかあり、こちらも手作りのとてもおいしいランチです。
食事メニューは、ピザとパスタ。
ピザはクリスピータイプで、サイズは3種類。
Sサイズ(700円)、Mサイズ1,300円、Lサイズ1,500円です。
手づくりのカリッとした生地が香ばしいピザは、たっぷりなチーズとの相性が抜群です。
食事メニューのもう一品は、「手作りトマトソース」を使ったパスタです。
トマトソースをベースに仕入れに合わせた食材を使ったパスタは、旬の食材が入ることもあります。
このほか、メニュー表にはありませんが、数量限定でランチセットメニューをいただけます(1,500円~)。
以下は、カフェ・ド・サンレモのランチで提供されたことがある料理の一例です。
そして、こちらもおすすめな自家製パン。
ランチセットは、仕入れによって変わるお愉しみな内容です。
いち推しのスイーツはもちろん、ランチメニューもおいしいカフェ・ド・サンレモですが、フードの味を引き立ててくれるのは、心地よいお店の雰囲気です。
帰る頃には「再訪したい」と思わせてくれるようなスタッフの方々の気さくで暖かい人柄もこちらのカフェの魅力。
そしてアットホームな接客と雰囲気の一方で、お店のなかは、ステキな調度品や食器、かわいらしいオブジェが散りばめられています。
オーナーさんが、かつてヨーロッパを旅しながら、少しずつ買い集めたものもあるそう。
(店名の由来はイタリアの街、サンレモ!)
食器をはじめ、店内にさりげなく飾られた品々もぜひ気に留めて見てください。
どこか異国情緒も感じるカフェ・ド・サンレモ。
北海道のおおらかな気質とヨーロッパのセンスを持ち合わせたお店です。
地元リピーターのお客さんが多い理由がわかる気がします。
【カフェ・ド・サンレモ】
所在地: 北海道江別市文京台35-7
TEL: 011-388-1008
営業時間: 12:00~17:00
定休日: 日曜・月曜・年末年始
駐車場: 4台
Instagram: cafe_de_sanremo
アクセス: JR大麻駅より徒歩約10分(約650m)