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出雲街道を自転車で「ポート アート&デザイン津山」へ ~津山城下~

mami

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岡山特派員

更新日
2022年4月20日
公開日
2022年4月20日
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津山の城下町の散策にはレンタサイクルが便利です。

今回訪れたのは「津山桜まつり」の期間中だったので、一日600円の「津山市観光センター」に車を停めました。桜まつり以外の日は無料の駐車場もおススメです。

また、城下町は道が狭く駐車場も少ないのでレンタサイクルが便利です。遠出をしても大丈夫なように電動アシスト自転車もありました。

レンタサイクルは、3時間400円で1時間毎に100円アップします。借りるときに1000円を預けると、返した時の時間で差額が返金されます。1日借りると1000円です。

「津山市観光センター」で地図をもらい、針路を東へとると東西に延びる出雲街道に出ます。

宮川と吉井川が出合い、かつては川運も盛んで参勤交代も行われ、賑やかに栄えた町です。格子の連続、白壁のなまこ壁、低い軒がまっすぐに伸びています。このあたりは津山城の東になるので、城東地区と呼んでいます。街道沿いには飲食店や歴史スポット、資料館、宿などがあり、時間をとって散策して見てください。

地図をたよりに「津山市観光センター」から1.5㌔ほど自転車を走らせるとPORT ART&DESIGN TSUYAMA「ポート アート&デザイン津山」という『旧妹尾銀行林田支店』の建物を利用したギャラリーがあります。

この建物には、ご覧のようにレンガと万成石が多用されています。レンガの間にストライプのように使われているのが

岡山の石「万成石」でピンク色の御影石です。

私の母校も万成石を使った正門があり、岡山を代表する石として使われています。

現在は建築家稲葉なおとの写真展をやっていました。入場料はうれしいことに無料です!

一部屋だけ、写真の撮れる部屋がありました。銀行の金庫室だった小さな部屋です。『津山 美しい建築の街』というタイトルで、市内の建物を中心に展示されています。

稲葉氏は建築家だけではなく紀行作家としても活躍されていて、写真集や建築実用書を含めると30冊近い著書を出版されています。

銀行の窓口業務をしていた建物ものぞいてみました。大正時代の建物で窓口の一枚物のケヤキも必見です。

この折上の格天井は圧巻でした。どこを見ても日本建築の匠の技が生かされています。華やかな「大正浪漫」といわれる時代を謳歌した和洋折衷の格式のある建物でした。

この 稲葉なおと 写真展『津山 美しい建築の街』 の展示会は2022年5月8日(日)まで開催されています。

会 期 | 2022年 4月2日(土) 〜 5月8日(日)

会 場 | ポート アート&デザイン津山

時 間 | 10:00〜18:00(入館は17:30まで)

休 館 | 火曜日、5月2日・6日 ※5月3日(火)は祝日のため開館

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