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6月以降、新型コロナウイルス感染症についての日本の水際措置の見直しが、2022年6月1日午前0時以降の日本入国から実施されます。オミクロン株に対する状況を踏まえて、それぞれの国や地域を「赤」「黄」「青」の3つに区分して、その区分に応じて水際対策が行われます。フランスは、3段階中もっとも軽度である「青」になりました。
1. 赤
入国時検査を実施した上で、検疫所が確保する宿泊施設での3日間待機が求められます。宿泊施設で受けた検査の結果が陰性であれば、退所後の自宅等待機は求められません。ワクチン3回目接種者は、宿泊施設での待機の代わりに原則7日間の自宅等待機が求められます(検疫所が確保する宿泊施設での待機は求められません)。そして入国後3日目以降に自主的に受けた検査の結果が陰性であれば、その後の自宅等待機の継続を求められません。
2. 黄
入国時検査を実施した上で、原則7日間の自宅等待機を求められます。入国後3日目以降に自主的に受けた検査の結果が陰性であれば、その後の自宅等待機の継続は求められません。ワクチン3回目接種者については、入国時検査は実施されず、入国後の自宅等待機はありません。
3. 青
ワクチン3回目接種の有無によらず、入国時検査を実施されません。入国後の自宅等待機もありません。
なお、いずれの場合でも、入国後24時間以内に自宅等待機のために自宅等まで移動する場合に限り、自宅等待機期間中であっても公共交通機関の使用ができます。
フランス以外の国と地域については、外務省海外安全ホームページの分類をご覧ください。
日本入国時の検査は大幅に緩和されますが、出国前72時間以内の検査(陰性)証明書は日本入国時に引き続き必要です。証明書は日本の厚生労働省が定める所定のフォーマットの使用が引き続き維持されます。
なお所定のフォーマットでの証明が入手困難な場合には任意のフォーマットも認められますが、「検査証明書に記載すべき内容」が満たされている必要があります。
つまり陰性証明に関しては、2022年6月1日以前と変更はありません。
今回の新たな水際措置についての、各部分についての細かな質問は、厚生労働省のサイトにQ&Aが載っています。