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すっかり暑くなったバレンシアです。食後のコーヒーも冷たいものがほしくなることがあります。でも、スペインでは日本で飲むようなアイスコーヒーはありません。もっともここ数年のカフェブームで、おしゃれカフェやスター〇ックスでは提供しているようです。それでも今なお一般的なスペインの冷たいコーヒーといえば、カフェ・コン・イエロ。直訳すると"コーヒーと氷"なのですが、注文するとその言葉どおりにこんなふうに出てくるんです。
普通の温かいコーヒーを、自分で氷の入ったグラスに注ぐのです。初めて知ったときはカルチャーショックでした。グラスにはスライスレモンが入っていることもあるんですよ。ちなみにこの写真はカフェ・コン・レチェ(牛乳入りコーヒー)です。
ちなみにこのカフェ・コン・イエロのことを、ここバレンシアではカフェ・デル・ティエンポといいます。どうやらバレンシア州だけで使われてる言い方らしいです。バレンシアで頼むときは「ウン カフェ デル ティエンポ ポル ファボール(Un café del tiempo, por favor=アイスコーヒーひとつお願いします)」と言ってみてくださいね。