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マウイ島で毎年開催されている農業フェスティバル「マウイ・アグフェスト&4-Hリバーストック・フェア(Maui AgFest & 4-H Livestock Fair)」が、2022年6月4日(土)3年ぶりに開催されました。
ハワイにおけるサステナブルな社会を目指すウルポノ・イニシアチブがスポンサーとなり、マウイ郡農協が開催するこのフェスティバルは、子供から大人まで楽しめるイベントとしてマウイ島住民に大変人気のあるイベントです。
フェスティバルは、3つのセクションに分かれています。マウイ島の農業やサステナブルな社会構築のためのさまざまな新しい試みをわかりやすく説明する教育のセクション、マウイ島の農業産物を展示即売するセクション、そして畜産業促進のための教育プログラムで育てられた家畜の展示即売をするセクションです。
また一日を通して、地元のフラ・ハラウのケイキ(子供)によるフラショーやミュージシャンによるハワイアン音楽などのエンターテインメントも開催されました。
そのなかでも、一番の人気はマウイ島の有名シェフ12人が腕を競う「グランド・テイスト」です。マウイ島の食材をふんだんに使って料理を仕上げる「グランド・テイスト」は、さながらマウイ版料理の鉄人です。
各シェフはブースで料理を仕上げ、審査員が厳選な審査をします。10名の審査員は、料理の味自体はもちろん、食材の活かし方や家庭でも作れそうなレシピかなど、さまざまな視点から料理を評価します。
その後、一般参加者も各ブースに立ち寄り、シェフの料理をテイスティング。今年は審査員の評価以外にも、一般参加者による投票もあり、大いに盛り上がりました。
▲審査員賞プロテイン部門第1位:鹿肉のオッソブーコ(真空調理)、ライアン・ラッキー(レイラニズ・オン・ザ・ビーチ)
▲審査員賞プロテイン部門第2位:「マウイレット」の卵、スー・クォック(モンタージュ・カパルア・ベイ)
▲審査員賞プロテイン部門第3位:牛頬肉を詰めた「ブラックライス・ボラ」、ジョイ・マカダンダン(マカダンダン)
▲審査員賞ベジタリアン部門第1位:タロのルートケーキ+タロとオゴの付け合せ+タロとモチ、ジョナサン・パシオン(コー)
▲審査員賞ベジタリアン部門第2位:スパイシーウルポケ、エンリケ・ヘンリー・タリガ(シースケープ)
▲審査員賞ベジタリアン部門第3位:スーパーベジスライダー、マーク・マクドゥエル(シックスティトゥーマーケット)
▲審査員大賞:1111ポートセビチェ、マーティン・モンテヴェルデ(1111ニッケイスシバー)
▲ファン賞(シェフ・ティラン・パン追悼)第1位:牛頬肉を詰めた「ブラックライス・ボラ」、ジョイ・マカダンダン(マカダンダン)
▲ファン賞(シェフ・ティラン・パン追悼)第2位:グアジヨスパイスのカウアイシュリンプ、ダミアン・ルビオ(メリマンズ)
▲ファン賞(シェフ・ティラン・パン追悼)第3位:1111ポートセビチェ、マーティン・モンテヴェルデ(1111ニッケイスシバー)
2023年も開催予定です。オアフ島から日帰り旅行での参加もできますので、スケジュールが合えばぜひいらしてみてください。
■マウイ・アグフェスト&4-Hリバーストック・フェア(Maui AgFest & 4-H Livestock Fair)
・インスタグラム: @mauiag
・フェイスブック: @MauiAgFest