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前回の早島公園の干拓のお話で出てきた宇喜多堤の現在の姿です。
早島の町中東西を走る県道倉敷妹尾線となり、車の往来がひっきりなしにあります。干拓の堤だったと言われても今ではピンときませんよね。
この往来に私のお気に入りの和菓子屋「小池菓子舗」さんがあります。
4代続く老舗の和菓子やさんで、この日は3代目の御主人が対応してくださいました。
ガラスケースの中には季節の和菓子が並んでいます。
オーソドックスな"笹餅"や"あんず大福"の中に"ほうじ茶ラテ大福"や"カフェラテ大福"といった斬新な大福が目を惹きます。これらの大福は4代目の考案した和菓子だそうです。
私はお使い物として頂くこともある、ここのあんず大福が大好きで、この日もお買い上げ~。
店内は白木の棚で三方が囲まれその中に商品が陳列されています。モダンな店内ですね。店内のインテリアも4代目のセンスでしょうか。
お茶もおいてあります。わが家でも愛飲している「下山さんちのお茶」シリーズです。
この中の「下山さんちのほうじ茶」で作った"ほうじ茶ラテ"を4代目に勧められて飲んだことがありますが、意外な組み合わせながら、とても美味しかったです。♪
「岡山には美味しいお茶がない。」というお茶屋さんもありますが、この下山さんちのシリーズは岡山県美作市海田の下山桂次郎氏が作られていて、県内の品評会では上位入賞の常連さんで、全国茶品評会でも受賞をされています。パッケージは全ての製品に毛筆で手書きです。
店内の窓から見える前面道路。これが宇喜多堤です。
ご主人のお話では、400年経った今でも、この堤を境に北で井戸を掘ると真水が出て、南で掘ると海水が出るそうですよ!
「小池菓子舗」が掲載された雑誌を何冊も見せて下さり、これからが旬のお菓子を教えていただきました。
水まんじゅうのフルーツ版です。真夏になるとお目見えするそうで、今頃は販売されていることでしょうね。
ノーマルな水まんじゅうは販売されていたので、今回は、こちらを毎晩のデザートとして買い求めました。
上品なのど越しの良い美味しいお菓子でした。冷凍にもできるのでまとめ買いしました~。
"宇喜多焼"という名のどら焼きも売っていました。地方によっては三笠焼とも呼ばれていますね。
中の粒あんの食感がモチっとしていて食べ応えのあるお菓子です。
4代目の御主人は「全国和菓子甲子園」の常連校、山陽高校の監督(?)もなさっていて、常に優勝、準優勝に輝いていらっしゃいます。今年も来月、決勝大会があるそうですよ。
住 所 〒701-0304 岡山県都窪郡早島町早島1365
電話番号 086-482-0252
営業時間 8:00~19:00(年中無休)
公式サイト http://koike4.jp/
駐 車 場 2台