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左京区鹿ヶ谷にある法然院へと行きました。
山門に続く道を歩きます。この辺りは緑が深く静かな世界が広がります。
法然院は散策自由で、6時から16時まで拝観できます。
深い緑の中に茅葺き屋根の山門もしっとりとしています。
法然院は天和元年(1681年)の建立。800年以上の歴史を持つ法然上人ゆかりの寺院です。
寺院のお墓には、作家・谷崎潤一郎さんも眠っておられます。
山門の横の石碑に記されるのは、「不許葷辛酒肉入山門」の文字。
「葷辛酒肉(くんしんしゅにく)山門に入るを許さず」とは、葱やニンニク等の
法然院は天和元年(1681年)の建立。800年以上の歴史を持つ
法然上人ゆかりの寺院です。
寺院のお墓には、作家・谷崎潤一郎さんも眠っておられます。
山門の横の石碑に記されるのは、「不許葷辛酒肉入山門」の文字。
「葷辛酒肉(くんしんしゅにく)山門に入るを許さず」とは、葱やニンニク等の
臭いの強い野菜や酒や肉を山門内に持ち込むことを禁ずるとのこと。
《白砂壇》
山門をくぐると参道の左右に見えるのが、盛砂の白砂壇(びゃくさだん)です。
砂壇の間を通ると、心身を清めて浄域に入ることを意味しています。
縦7m横3mの砂紋模様は、水紋 波 渦 葉 花・・・
時には文字などの模様も組み合わされ僧により描き換えられています。
この日の模様は線で表した造形模様。
深い緑の中に、水や大気の流れを連想するアートの世界に
しばし暑さも忘れました。