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今月は旧柵原町エリアをご紹介していますが柵原ふれあい鉱山公園を掘り下げていきたいと思います。
写真もアートフィルターを使ってレトロ感をだしてみました。
吉ヶ原駅では、月に一度、プラットホームに往年の面影が蘇ってきます。
手前の列車は約75年前に製造された車両です。
パリ万博当時のアールデコを意識したデザインでしょうか?美しい流線形が特徴で、私としてはいちばん好きなデザインでした。全国的にも現存が2両しかない、たいへん貴重な列車だそうです。
窓や扉が手動で開くタイプの車両も今では少なくなりましたね。それでは中に入ってみましょう~。
ひゃ~!懐かし~。♪
いちばんに目についたのが天井の扇風機です。学生時代、通学に使っていた岡山臨港鉄道の列車も、扇風機が頭上で回っていました。
網棚も懐かしいです。この上に手荷物を載せると、その瞬間「旅に出るんだ。」という気持ちが込み上げて背筋が伸びました。
シートも直角です。夜行の時はきつかっなぁ~。
灰皿もあって、今では考えられませんよね。
この車両は、走行が可能な車両としては、日本国内に残る、いちばん古いものだそうです。
どちらも、SLが走っていた頃から活躍している車両ですよ。年代物でも大切に手入れをすれば物も答えてくれるんですね。
蒸気機関車に代わって導入された機関車です。片上鉄道の主力機関車として貨物列車、混合列車、客車列車の牽引に活躍したそうです。似たような機関車は今でも見ますよね。
開放感のあるオープンデッキが気持ちよさそうな客車ですね~。
先ほどの機関車がバックで客車を押しています。
1200馬力がどのくらいの力なのか、わかりませんが力強さは感じまよね~。
このレールの先には黄福柵原駅があります。もちろん、公園内の駅舎です。