キーワードで検索
九州から人気のジェラートショップが北海道に初上陸しました。2022年10月22日に札幌市白石区北郷にオープンした「COCO GELATO sapporo」(ココジェラートサッポロ)です。
本格イタリアンジェラート店「COCO GELATO sapporo(ココジェラートサッポロ)」は、福岡を拠点に展開するジェラテリア「COCO GELATO」が出店。
「COCO GELATO」は福岡発のジェラート専門店で、イタリアのフィレンツェやボローニャでジェラートの作り方を修行をした石塚祥平シェフが、本場のレシピにシェフオリジナルのエッセンスを加えて完成させた手作りジェラートです。
ご縁があった札幌に出店し、福岡県糸島市産のフルーツのおいしさをギュッと凝縮したフルーツジェラートを中心に販売しています。
早速、お店に入ってジェラートを。
チケット販売機でチケットを購入して注文します。
この日のメインショーケースにあるラインアップは、全9種類。
すぐに目に入ったのは、トップ4種類に連なる「糸島フルーツ生…」。
ネーミングからおいしそうです!
スタッフの方によると福岡県糸島市産びフレッシュフルーツを使った生ジェラートがイチオシ。
さらに「個人的には濃厚ピスタチオもおすすめです。他のピスタチオとは全然違う気がします」とのこと。
これは迷います!
ジェラートのサイズは、シングルからトリプルまで3種類。
希望のサイズのチケットを買い、糸島フルーツ生ジェラートと濃厚ピスタチオを選ぶ場合は、さらにそれぞれのチケット(100円)を購入します。
カラフルなジェラートは、選ぶ時間も楽しい!
心を決めてチケットを購入。
欲張りチョイスで、楽しみな「COCO GELATO」タイムへ!
「COCO GELATO sapporo」には注文カウンターの前にイートインスペース↑があります。
ショップ1階からおしゃれな空間が広がっているのですが、実は住宅メーカーのモデルハウスを改装したショップだそう。
このため、スタイリッシュなレイアウトのお部屋がそのままイートインスペースに。
階段を上がるとすぐ、ソファがあるリビングスタイルのスペースです。
こちらは壁一面がアートなお部屋。
靴を脱いでくつろげます。
そしてこちらは和モダンな空間。こちらも靴を脱いでイートインが可能です。
お洒落でアットホームなイートインスペース。お好みの雰囲気を選んでジェラート・タイムを楽しめます。
こちら↑は「阿蘇小国ジャージーミルク」と「糸島フルーツ生つかさ桃」のダブル。
(ダブル500円+糸島フルーツ生ジェラート100円=600円)
濃厚なジャージー牛のミルクと、糸島の"浜地果樹園"の桃を使ったジェラートです。
"つかさ桃"は栽培している浜地さんの名前に由来しているそう。
こちらは「濃厚ピスタチオ」「糸島フルーツ生熟成甘夏」「糸島フルーツ生あまおう」のトリプル!
(トリプル600円+濃厚ピスタチオ100円+糸島フルーツ生ジェラート×2(200円)=900円)
そのお味は、「濃厚ピスタチオ」に限らず、とにかく濃厚です。
甘すぎず、それでも"濃さ"にこだわって作ったというジェラートは、フルーツの味がギュッと凝縮された香り豊かなジェラート。
しっかり熟した食べ頃のフルーツを手作りジェラートにしているからこそのフレッシュ感がいっぱいです。
「生熟成甘夏」は、あのほろ苦さと甘夏特有の風味が生きています。
スタッフの方が話していた「他とはちょっと違う濃厚ピスタチオ」も、食べてみて意味がわかりました。
イタリアから取り寄せているという原材料で作った濃厚ピスタチオは、口に入れた瞬間に香ばしさが鼻に抜け、あとから濃厚なピスタチオの味が追いかけてきました。
そしてこちらは2階のイートインスペースで撮った「糸島フルーツ生あまおう」と「阿蘇小国ジャージーミルク」のダブル。
ソファでゆったり、お部屋のデコレーションやオーナメントに癒されながらジェラート・タイムを満喫しました。
イートインスペースがステキなCOCO GELATO sapporoですが、ドライブスルーも可能です。
「北13条・北郷通」からアクセスすると、「糸島生ジェラート」の幟が目印。
札幌新道や道央自動車道からも近いので、ドライブの途中に立ち寄るにも便利です。
実はカウンター横のメインショーケースに並ぶメニュー以外のジェラートがありました。
入り口を入ってすぐ左手にもショーケースがあり、その中にもおいしそうなジェラートがズラリ。
なかでも石塚シェフオリジナルの珍しいジェラートがあるとのことで、生ジェラートを食べたばかりにもかかわらず、お土産に購入しました。
今回は車でアクセスしたこともあり、小さなクーラーボックスを持参。
家で食べようとクーラーボックスに入れて持ち帰りました。
シャインマスカットやカシスベリー、八女・星野村の抹茶、カフェオレなど、魅惑的なフレーバーばかりですが、選んだのは「ゴルゴンゾーラハニー」(写真↑)と「桃太郎トマトとバジル」(各350円・税込)。
石塚シェフによると(この日はCOCO GELATO sapporoに石塚シェフご本人もいらっしゃいました!)持ち帰って冷凍庫に入れたジェラートは、食べる前に一度混ぜるとよいそうです。
甘すぎず、風味豊かなオトナ味のジェラートです。
アルコールにも合うチーズやハーブの香りと控えめな甘さがクセになりそう。
「ゴルゴンゾーラハニー」は、ミルキーでハチミツのアクセントが美味しく、「桃太郎トマトとバジル」はフレンチのコースに出てきそうな味わい…。
どちらも北海道産ワインと合わせてみたいオトナなジェラートでした。
紅葉シーズンとともに始まった北海道のドライな季節、『COCO GELATO sapporo』の濃いジェラートで喉も気持ちも潤いました。
今後も新しいフレーバーの登場予定があるとのことなので、また行ってみたいと思います。
ドライブの行き・帰りにぜひ立ち寄ってみてください。