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ここのところ京都市内の観光地や主要駅には、コロナ禍前のにぎわいを
取り戻しつつあります。
またこれから迎える紅葉期では、コロナ対策緩和や円安で外国人観光客も
より増えて来ると予想されています。
写真は10月23日の右京区・嵯峨鳥居本。
嵯峨鳥居本は、嵐山・嵯峨野エリアの中でも最も奥深い場所にあり、嵐山駅からは徒歩約30分ほどはかかります。
この辺りは山がすぐ後方にあり、午後四時位から日の暮れを迎えます。
《嵯峨鳥居本の歴史》
奥嵯峨とも呼ばれる嵯峨鳥居元は、嵯峨野の西北、愛宕山のふもとに位置し、
古い町並みと静かな時が流れています。
嵯峨鳥居本の歴史は古く、室町時代から、農業や林業や漁業を営みながら発展し、江戸時代には
愛宕神社の門前町としてにぎわってきました。
このエリアは、国の重要伝統的建造物群保存地区のひとつです。
鳥居本を左に進めば1.9kmで落合。
まっすぐ進めば、1.2kmで清滝。
嵯峨鳥居本では、化野念仏寺に至るまでが下地区。
愛宕神社一之鳥居に至るまでが上地区と呼ばれています。
下地区には町家風の民家が多く、上地区に入るにつれ、町家風の民家から草葺き屋根の家が多くなります。
嵯峨鳥居本エリアの紅葉は、まだ青もみじが殆どですが、
陽の当っている所からゆっくりと始まっています。
10月23日の「嵯峨鳥居本」でした。