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こんにちは。東伯郡琴浦・鳥取特派員「miumiu」です。
自然豊かな鳥取県は、四季折々の姿を楽しむことができるのですが食欲の秋といえば自然が黄金色や真っ赤に色づく紅葉ですネ(個人的には、紅葉に染まりつつあるグラデーションの幻想的な色合いも好きです)
お知らせするのが遅かったかも知れませんが、お出かけしてよかった紅葉スポットをご紹介します。
四季折々にすばらしい自然景観を楽しむことができる「清徳寺」
真っ赤に染まったレッドカーペットのような旧参道をはじめ後醍醐天皇のお手植えと伝えられるイチョウの存在感とともに緑、黄色、赤と秋色に染まった木々が絵画のように美しい自然の美に魅せられます。
鳥取県東部、八頭町(やずちょう)の山奥ある「清徳寺」は、山道が狭く紅葉の時期に車のすれちがい渋滞が毎年のように発生。また、「清徳寺」近くになると道路幅が一気に狭くなりハンドルを切るカーブも続き車道ギリギリまで幅寄せをしてすれちがわないといけないため「脱輪もよくある」との話も聞きました。車の運転に自信がない方にはおすすめしません。
八頭町の特産品でもある花御所柿(はなごしょがき)
柿の実がオレンジ色に染まり山間の紅葉とともに秋を感じる田舎のほっこりな風景を楽しむことができます。ちなみに花御所柿は、鳥取県東部の因幡地方のみで栽培されていて、そのほとんどが八頭町(やずちょう)で生産されている珍しい柿なんです。そして、天皇陛下に献上されたことでも有名な知る人ぞ知る柿なんですにぃ。
日本一甘いと称される花御所柿の収穫時期は、11月下旬~12月上旬。
花御所柿色に染まる柿畑近くにある「物産館みかど」またフルーツ直売店「八東フルーツ総合センター」でお買い求めいただけます。
是非、鳥取県の旬の味をご賞味つかぁさい♪
花御所柿の里にある黄金色に輝く「西御門の大イチョウ」
八頭町(やずちょう)にある樹高約30m、周囲約8mあるという西御門の大イチョウの存在感!! 実は、「西御門」は地域名で正式には「仁王堂の大イチョウ」なんですが、西御門にある大イチョウなのでじげのみなさんが親しみを込めて「西御門の大イチョウ」と呼んでいるのでしょうネ。
鳥取県の指定天然記念物に指定されている「西御門(仁王堂)の大イチョウ」は、後醍醐天皇が京都への遷幸(せんこう)の途中に立ち寄られたと伝えられています。後醍醐天皇ゆかりの大イチョウが見頃になると境内いち面にイチョウの落ち葉が落ち黄金色のカーペットが広がり太陽の光で輝き幻想的な世界に変わります。
日本の滝百選に選ばれた県下最大の名滝「大山滝」
琴浦町(ことうらちょう)にある日本の滝百選に選ばれた県下最大の名滝「大山滝」(だいせんだき)
実は、「大山滝」昭和初期までは三段滝だったのだけど大洪水により二段滝になって、なんだったら2011年の台風12号による崩落でいまの形になりました(滝つぼまではロープを伝い下りることもできます)
一向平キャンプ場から目的地まで遊歩道が整備されていて1.8km先の「大山滝」への道のりは、歩き進むにつれて足場が悪くなり山あり谷ありのアップダウンな階段地獄が続きます。また、過去に滑落事故も起きているので足が悪い方、体力に自信がない方、小さな子供連れの方にはおすすめしません。
また、紅葉だけじゃな~て、緑が美しい季節の「大山滝」も楽しめますし、自然に囲まれた一向平キャンプ場でバーベキューやフィンランド式サウナ、限定ランチ、また、星取県とも呼ばれるほどの満点の星空を楽しむのも思い出になってよいと思いますよ。
国指定の名勝地「小鹿渓」(おじかけい)
三朝町(みささちょう)にある国指定の名勝地「小鹿渓」(おじかけい)は、三徳川の支流と小鹿川の上流あたりの約4kmにわたる渓谷で小鹿渓遊歩道を歩き川の流れる音を聞きながら苔色に染まった味のある巨石と木々、そして紅葉を眺める至福の時間です。
落ち葉が多く時期的に雨などで滑りやすくなっていますのでお気をつけください。
また、「小鹿渓」がある神倉(かんのくら)地区で栽培された神倉大豆を使った納豆と豆腐があります。
イソフラボン含有量が多く大粒でしっかりとした味わいの納豆と豆腐、三朝産でお米ランキング特Aを取得したきぬむすめをいただけるこだわりの「神の食卓」がおすすめです!! 詳しくは、過去記事をご覧ください。
三朝町の自慢を集めた"神の食卓"をモリモリいただきま~す♪「喫茶サンテ」記事
国登録有形文化財指定のあじさい寺こと「南苑寺」
三朝町(みささちょう)にある「南苑寺」は、当時、臨済宗相国寺派の管長であった橋本独山禅師が、現在の地に南苑寺を創建したと伝えられています。梅雨時には、たくさんの紫陽花が咲くことから「あじさい寺」の別称で親しまれています。真っ赤に染まった葉と建物とのコントラストが美しくて見入ってしまいました。
鳥取県にお越しの際は、自然が魅せる秋色の世界をお楽しみください。
また、「南苑寺」にお出かけの際は、ちょいっと視線を変えて鬼瓦を探してみてつかぁさい。