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こんにちは~。岡山特派員のmamiです。
前回は初夏に備前市サイクリングターミナルから鵜飼谷交通公園までをサイクリングしましたが、ここからは晩秋の紅葉を愛でながら自転車を走らせます。
ここで自転車を借りることができるし、広い駐車場もあります。
和気鵜飼谷交通公園は、かつてあった片上鉄道の「益原駅」跡に建っています。この駅名票は新しいもののようです。次の駅は天瀬駅ですね。
天瀬駅に向かい出発しましたが、早々にこんな看板が立っていました。
「熊 出没注意!」
ちょっと驚きました。大丈夫なんでしょうか?
天瀬駅に到着です。
とてもレトロな雰囲気の駅舎なのでレンズのフィルターで遊んでみます。
後ろの木は桜の木です。咲けば、ますますフォトジェニックな風景でしょうね~。
鉄道関係の本やここに来た人たちの寄せ書きのノートがありました。
天神山トンネルを抜けたら紅葉真っ盛りでした!
天神山の麓には天石門別(あまのいわとわけ)神社が鎮座しています。
向かって左側が狛犬、右側が和気清麻呂と猪という、和気町ならではの狛犬(?)です。
素材はモチロン備前焼ですよ。
吉井川沿いに「大舟着川市跡」がありました。
片上鉄道ができるまでは吉井川では高瀬舟が往来し、柵原鉱山から出た鉱石も水運で運ばれていました。水運で栄えた場所だったので大きな市が立った場所だったのでしょうか?
水辺には桜並木もあり絶景とか!やっぱり、春にもう一度来たいです。
ん? 何かな… と思ったら、陸閘(りくこう)門でした。
馴染みがなかったので、帰ってから調べてみたら、普段はこのように開いていますが、川が増水した際は閉めることで住宅地などへの浸水を防ぐ堤防の役割を果たすそうです。
でも、2018年の西日本豪雨の時は、肝心の陸閘門付近がいち早く冠水し、管理者が近づけず閉められることなく被害が広がったところもあるそうです。、
よく見ると、陸閘門のある地面に片上鉄道のレールがわずかに残っていました!
苦木駅に到着しました。
ここで10㌔ほどです。ここにも趣のある駅舎が残っていました。
古い駅名票も残っていましたよ。
備前福田駅付近の紅く色づいたメタセコイアが綺麗でした。晴れていたら、輝くような紅葉だったでしょうね。
ここで15㌔を過ぎました。
河川敷に出ると「こすもす街道」という名がついていましたが、生憎、こすもすは終わっていました。
この辺りから同行の夫は「ケツが痛え~!」と、叫びはじめ…
体脂肪が少ないからダイレクトに振動がお尻に伝わるようです。可哀想だけど、頑張ってもらうしかありません。
後で知ったことですが、ロードバイクで走る時はサイクルパンツを穿くといいそうで、サイクルパンツにはパッドが付いていて、サドルによるお尻の痛みを緩和させるそうです。
25㌔近く走ったところで吉ヶ原駅が見えました~。
吉ヶ原駅ではこの日偶然にも「ぽっぽ祭り」が開催され賑やかでした。映画「黄色いハンカチ」を思い起こすデコレーションも素敵でした。
お祭りだったので動態保存されているディーゼルカーも走っていました。時間があれば、この列車に乗って隣の「幸福柵原駅」まで行きたかったけれど、マウンテンバイクを4時半までに返さないといけないので祭りの雰囲気だけを楽しんで引き返します。
和気鵜飼谷交通公園からは往復約50㌔のサイクリングでした。