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こんにちは、hossieです。
私は全国転勤のある会社に勤めているため、かつて住んだことのある都市で好きだった料理を、東京で食べに行くことがよくあります。
今回ご紹介する「尾道ラーメン壱番館」もその一つです。
尾道ラーメンの特徴は、豚の背脂が入った醤油ベ-スの透き通ったスープと平打ち麺。
出汁に瀬戸の小魚を入れることで、独特のコクを生み出しています。
尾道ラーメンと言うネーミングは1980年の初頭頃から使われるようになったようですが、私が広島に住んでいた当時、「尾道ラーメン」と言えば、台湾出身の朱阿俊さんが始めた「朱華園(しゅうかえん)」が圧倒的な人気を誇っていました。
そんな尾道に1999年(平成11年)に彗星のごとく現れたのが、「尾道ラーメン壱番館」です。
広島にいた頃からお気に入りのお店で、車を飛ばしてよく尾道まで食べに出掛けていました。
その美味しさが口コミ等で広がり、「ミシュランガイド広島2013特別版」にも紹介され、「尾道ラーメン壱番館」は着々とファンを増やして行きました。
2019年6月には前述の「朱華園」が閉店し、「尾道ラーメン壱番館」が名実ともに尾道を代表するラーメン店となりました。
そんな「尾道ラーメン壱番館」が2020年12月に新宿御苑前に創業以来初めて二号店を出しました。
尾道に店舗を構えずに「尾道ラーメン」の看板を掲げるお店も多いですが、「尾道ラーメン壱番館」は尾道からスタッフを派遣し、本場尾道で食べるのと同じ味を再現しています。
壱番館のラーメンの特徴ですが、麺は少し縮れた平打ち熟成生麺で、スープは、豚・鶏ガラをベースに、魚介と野菜エキスや香辛料をコクと深みのある厳選醤油で仕上げています。
また、尾道ラーメンの特徴である豚の背脂もたっぷり浮かせてあります。
女性観光客の多い尾道を意識してかも知れませんが、壱番館のラーメンは「コク」が有るにも関わらず「あっさり味」に仕上がっています。
ラーメンの評価は人それぞれの好みが大きく反映するので難しいのですが、私は「尾道ラーメン壱番館」のラーメンがとても好きです。
東京ではまだメジャーとは言い切れない尾道ラーメンですが、個人的にはさらに飛躍して欲しいと思っているラーメンの一つです。