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西山連峰のふもとに広がる長岡京市は、竹取物語の舞台になった所とも言われ、自然豊かなエリアです。
なかでも随一の歴史を誇る「光明寺(こうみょうじ)」は、洛西の紅葉の名所としても知られています。
総門を入ると、なだらかな石階段が続きます。(写真は12月6日撮影)
石階段を上った先には、本堂(御影堂)があります。
光明寺の境内は、およそ18000坪。広大な敷地に建物38棟。
見所に溢れた境内を進んで行きます。
光明寺は、京都市内から離れていることもあり、混雑する紅葉シーズンでも
比較的ゆっくりと紅葉を楽しむ事が出来ます。
光明寺の紅葉の本格的な見ごろは、11月中旬から11月下旬ですが、
紅葉期が終わった今も、総門へと続く「もみじ参道」では、名残の美しい紅葉が見られます。
光明寺の紅葉期のお参りは、拝観料が要りますが紅葉期以外は無料です。
(この秋の紅葉期は12月4日まででした。)
本堂から石段を下りて、もみじ参道へと入ります。
「もみじ参道」では参道の約200mに渡って両側から樹齢150年以上の古木が枝を広げ、
紅葉した楓やモミジの枝々が華やかなトンネルとなって続いています。
「もみじ参道」の春から夏にかけての青もみじの時期は、
無料で参拝できる上に人も少なく、静かに散策が楽しめます。
参道を見上げると、色とりどりの紅葉に光が射し込み、
万華鏡の様な世界です。
紅葉期あとの「もみじ参道」。
静かな時の中に、名残の紅葉景色が広がっています。