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パリの街角はすっかりクリスマス模様になりました。年末のこの時期になると、人々が皆楽しみにしているのが、デパートのクリスマス装飾。毎年テーマが変わり、特にショーウィンドーが豪華に装飾される様子は風物詩です。パリにはいくつかデパートがありますが、その中でも今回は市内オスマン通りにあるプランタン・オスマン本店の様子をお伝えします。
2022年のプランタンは「A Noël, le Printemps fait son cirque」をクリスマスのテーマにしています。「Cirque」というのはサーカスという意味。サンタクロースがサーカスの進行役となって一団を引き連れ、驚きのショーを披露するという設定です。
プランタンの愉快な一団は各店で滞在しつつ、フランスをパレードしながら横断。とっておきのクリスマス・サーカスの劇場へと各地を変えていきます。
プランタン・オスマン本店ではクリスマスショーウィンドーの公開初日に、ゲストを呼んでオープニングセレモニーを行います。今年は11月9日に開催。ゲストはファッションブランドのロエベとコラボして、モデルのナオミ・キャンベルと女優のイザベル・ユペールでした。
今プランタン・オスマン本店の店内は、クリスマスプレゼントを探す人々でとても賑わっています。クリスマスまであと約2週間。町を彩るイルミネーションとその下を慌ただしく行き交う人々、寒風に乗り稀に流れてくる暖炉の煙の匂いを感じならパリを歩いていると、いよいよ年末なんだと感じます。