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Blwyddyn Newydd Dda!(プヴィディンニュヴィッダ!)新年明けましておめでとうございます!2023年もよろしくお願いいたします。
年末年始、ピーク・ディストリクト国立公園で年越しキャンプを楽しんできました。
もちろん、テントではなく、ヒーター完備のキャンパーバンです(笑)
そして、気になる天気は・・・大晦日から元旦の午前にかけて大荒れでしたが、午後から翌2日は最高のアウトドア日和に!!
しっかり新春ウォークも満喫してきました。
そこで、今回は私も初めて訪ねた人気の景勝地「ダヴデイル(Dovedale)」を紹介します。
日本ではあまり知られていない場所ですが、山や川、渓谷、洞窟など、見どころも多いおすすめスポットです。
ここダヴデイルもイギリスではお馴染みの自然保護団体「ナショナル・トラスト(National Trust)」が管理しています。
併設の有料駐車場はトラスト会員であれば、無料ですので、車でお越しの際は会員証をお忘れなく。もちろん、非会員でも4時間以内であれば4.5ポンド、終日でも6ポンドで利用が可能です。
また入場料は不要ですが、駐車場に併設されたトイレは有料なので、小銭も忘れずに。(1回20ペンス)
途中、トイレや売店も無いのでしっかり準備して出発しましょう!
さて、ピーク・ディストリクトと言えば、ムーア(荒れ地)とデイル(谷)の景観が広がるエリアとして知られてますが、ダヴデイルもその名のとおり、渓谷で谷間を流れるダブ川沿いは人気のハイキングコースとなっています。
私たちもまずは駐車場(周辺マップ下のP)から、川に沿って歩き、飛び石を渡る名所「ステッピング・ストーンズ(Stepping Stones)」(周辺マップ青印)を目指しました。
すると、途中から、連日の大雨で増水した川が、フットパス(散策道)まで氾濫していて……
お目当てのステッピング・ストーンズもほぼ水没。
ずぶ濡れや裸足になって渡る人たちもいましたが、この日の最高気温は8℃。
私たちにそんな気合いや度胸はなく(笑)おとなしく引き返して、別ルートで対岸を目指しました。
フットパス入口近くに架かる橋を渡り……。
次に目指したのは「ソープ・クラウド(Thorpe Cloud)」(周辺マップ赤印)と呼ばれる小高い岩山です。
ただ、こちらのフットパスもかなりぬかるんでて、足を取られながら登ること約30分。
ようやく、山頂にたどり着くことができました。
山頂で360℃の大パノラマを楽しんだあとは、回り込むように谷間を抜け、ステッピング・ストーンズ方向に下山。
麓まで下りると前方左にそのステッピング・ストーンズが見えてきます。
こうして、対岸にたどり着いた私たちはそのまま川沿いのフットパスを進む渓谷ウォークへ!
次なる名所「レイナーズ・ケーブ(Reynard's Cave)」(周辺マップ紫印)と呼ばれる洞窟を目指しました。
ただ、この洞窟、フットパスから少し奥まっているのと、入口付近に何の目印や案内板もないため、うっかりしていると見逃しそうです。
また、足場もかなり悪いので、洞窟へ上がる際はくれぐれもご注意ください。
そんな洞窟までの道のりはこんな感じでした。
この日は道がぬかるみ、岩場も滑りやすかったため、登るのにまた一苦労。
それでも、頑張って先に進むと、こんな奇岩を見ることができます。
この洞窟自体は正直、大したことありませんでしたが(笑)洞窟内からの眺望はなかなかのものでした。
すぐ隣にも別の洞窟を発見。
こうして、洞窟探検を楽しんだら、ステッピング・ストーンズまで引き返し、そのまま川沿いのフットパスを進んで入口の橋まで戻ります。
今回、私たちはレイナーズ・ケーヴで引き返しましたが、フットパスは渓谷に沿って、隣村のミルデイル(Milldale)まで続いていて、途中、イラム・ロック(Ilam Rock)と呼ばれる奇岩や別の洞窟ダヴ・ホールズ(Dove Holes)などの見どころもあります。
また季節を変えて、再訪したいと思ったピーク・ディストリクトのおすすめ人気スポットでした。
ピーク・ディストリクト国立公園の南部に位置するため、鉄道でアクセスできる最寄りの町はダービー(Derby)です。
ダービーからバスでアッシュボーン(Ashbourne)へ。
アッシュボーンからダヴデイルまではタクシーを利用となります。(約8km)