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函館から車で約60分。海沿いの町「鹿部町」で、時間がゆったりと流れるステキなカフェ「shikasan cafe」に出会いました。
※2024年3月より、「喫茶moi」に店舗名を変更しています。
北海道南部、「鹿部町」をご存じでしょうか。
函館から車で約60分のところにある海沿いの町で、秀峰駒ヶ岳の麓にある町です。
温泉天国"北海道"の例にたがわず、「鹿部温泉」があり、ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉の温泉を楽しめるのですが、なかでもおそらくもっとも有名な温泉は、北海道遺産にも選定されている「しかべ間歇泉」。
「道の駅しかべ間歇泉公園」のメイン施設ですが、15mもの高さまで自然のエネルギーで吹き上がる間欠泉は、圧巻です。
道の駅では、特産品のタラコや昆布・ホタテを使ったおいしいお土産が買えるほか、鹿部町で獲れる新鮮な魚をランチで食べられる食事処がありますが、その道の駅から車で約2分、歩いても10分ほどのところにお洒落なカフェがあります。
それが「shikasan cafe」です。
お店に入るとすぐに目に入ってくるディスプレイの商品を見ると、shikasan cafeの居心地がすぐにわかるような雰囲気です。
店内の色や明かり、テーブルのレイアウトなど、どちらを見てもなぜか初めてですが落ち着きます。
今回は、思いがけず、鹿部町の方に「shikasan cafe」をおしえていただき、どうしても行ってみたくなったので、急きょ予定を変更して訪ねてみました。
メニューをみると、なんともおいしそうなローカルテイストのピザが…。
鹿部町の特産品"タラコとホタテ"が乗ったピザが目をくぎ付けにしましたが、残念ながら、この日はすでに昼食を直前に済ませてしまい、食べたばかりで胃袋には余力がない状況。
あまりにおいしそうなので、しばし考えましたが、やはり当初の予定通り、コーヒーブレイクを楽しむことに。
今回初めていただいた「イタリアンプリン」(420円)というスイーツ。
プリンにマスカルポーネチーズが入っているそうで、しっかりと直立する固さです。
もっちりとした食感で、"濃いプリン"の味は、チーズが入っているとのことですが、チーズの味が前面に出てくることはなく、プリン好きにはたまならない深みがあるお味です。
ホイップクリームと一緒にいただき、幸せな気分。
もちろん、コーヒーにもぴったり合い、リッチな気分のカフェタイムになりました。
そしてもうひとつご紹介したいのは、とてもかわいい「雪だるまのマフィン」(350円)。
なつかしいような素朴な味のマフィンにアイシングやマシュマロトッピングがトッピングされ、思わず食べたくなってしまう(かわいらしすぎて食べにくい?)マフィンです。
しかも、実はこちら"溶けてしまった雪だるま"マフィンだそう。
このフォルムを見ただけで、北海道の暮らしが垣間見えるような、そんなかわいらしいマフィンです。
コーヒー(ホット・アイス)と紅茶(ダージリン・いちご・ゆず)は、いずれも320円(コーラ・オレンジジュース各210円もあります)。
お店のディスプレイ、壁の色、メニュー、スイーツ。
ユーモラスだったり、洗礼されていたり、どちらを見ても味わっても、ほっこり落ち着くカフェ。
北海道鹿部町の道の駅しかべ間歇泉公園や鹿部温泉などを訪れる際は、ぜひ「shikasan cafe」へも行ってみてください。
旅やドライブの疲れを癒してくれそうな空間です。
Instagram(shikasan_cafe)でもお店の雰囲気がよくわかると思うので、ぜひチェックしてみてください。