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ハワイの名門ホテル「ハレクラニ」の姉妹ホテル「ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ」がグランドオープンし、ホテルの1階に「ハレクラニベーカリー&レストラン」がオープンしたのは2019年10月のことでした。ホノルルでは数少ないクロワッサンの美味しいベーカリでしたが、パンデミックの影響で2020年3月から閉店となっていました。
クロワッサン好きの筆者は「美味しいクロワッサンの店がまた一つなくなった」とがっかり。「いつになったら再オープンするの?」とハレクラニでPRを担当しているボニーさんにしょっちゅう尋ねていました。
そして、待つこと2年半、とうとう「ハレクラニベーカリー&レストラン」のベーカリー部門が2022年12月に再オープンしました。店内はスッキリとしたデザインで、ヨーロッパのベーカリーを彷彿させます。
ペイストリーやパンそしてケーキがきれいに並べられていて、注文しやすくなっています。
数あるペイストリーの中でも、私の一押しはクロワッサンです。パリに住んだこともある私は、クロワッサンに関してはなかなかなうるさく、妥協を許しません。そんな私も、外はパリパリで中はしっとり、そしてバターを豊富に使ったハレクラニベーカリーのクロワッサンには大満足です。買ったその日のうちに食べるのがおすすめですが、どうしても次の日になるときは、霧吹きで少し水を吹いてから、オーブンやトースターで少し温めれば大丈夫です。
次に私がおすすめしたいのは、マンゴー・ブルーベリー・マフィンです。香港出身のエグゼクティブ・ペイストリー・シェフのポーリーンさんが焼くマフィンには、大きなマンゴーがゴロゴロ入っています。ブルーベリー好きのお父さんに美味しいマフィンを食べてもらいたいと、ポーリーンさんが13年にも渡って何度も試作を重ねて仕上げたレシピです。マンゴーとブルーベリーの絶妙な組み合わせで甘すぎず、しっとりしたマフィンに仕上がっています。
フランスのブルターニュ地方の伝統的な洋菓子にハワイらしくマンゴーを加えた、ハレクラニのマンゴー・クイニーアマンもぜひお試しください。サクサクとした食感で、見た目より軽くいただけます。
甘さ控えめなペイストリーが好きな方には、ソルトキャラメルのクロワッサン。クロワッサンをクッキー状の生地で焼いています。サクサクしたクロワッサンの食感とやわらかいクッキーの食感が融合。塩味のキャラメルが大人の味です。
エブリシング・クロワッサンなら、甘いものが苦手な人も大丈夫です。クロワッサンの生地にベーコンとサワークリームそしてシーズニング(黒ゴマ、白ゴマ、乾燥ガーリック、塩等)がたっぷり。栄養価もありそうです。
もちろんバゲットや食パンもあります。
ハレクラニ名物のココナッツケーキもホールまたはスライスで購入できます。
お土産にお薦めしたいのが、クラシック・マカダミアナッツ・パールズです。マカダミアナッツをチョコとソルトキャラメルでコーティング。ハレクラニのマカダミアナッツなら、きっと喜んでもらえます。色も乙女チックでピンク色なのがいいですよ。
ハレクラニベーカリーはワイキキ初のホテル直営ベーカリーで、店頭販売する商品はもちろん、ホテルで使用するペイストリーやパン類もすべて自家製です。ヨーロッパのベーカリーをコンセプトに、ホテルで焼き立てパンを出すために、ベーカリーの朝は午前4時から始まります。毎日、大体4000ユニットのペイストリーやパンを焼いているそうです。
店内や店先にもテーブルがありますのでイートインもできますが、せっかくならテイクアウトしてビーチに出て、海を見ながらピクニック気分で食べてみてはいかがでしょうか?
ハレプナ ワイキキ バイ ハレクラニ
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