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前ぺージの続きです。雪の日、嵐山の世界遺産の「天龍寺」に入りました。
嵐山は、「清水寺」や「金閣寺」などと並んで京都観光の人気エリアです。
そんな嵐山「渡月橋」近くに「世界遺産の天龍寺」はあります。
「天龍寺」は、暦応2年(1339年)に後醍醐天皇の菩提を弔うために足利尊氏を開基とし、
夢窓疎石を開山として開かれた歴史のある寺院です。
所は京福電鉄・嵐山駅の目の前に大きな「天龍寺」の大きな石碑があり、そこから入って行きます。
天龍寺は広い境内に、様々な建築物や庭があります。
建物の中には、参拝受付がある庫裏(くり)から入り、雲龍図が描かれている法堂(はっとう)、
床の間に達磨図が掛けられている方丈などを巡ることができます。
また、庭園から方丈の中を見れる様に開放的な作りにもなっています。
※法堂は、普段は土曜日・日曜日・祝日のみ公開。
方丈を通って進むと、目の前に嵐山を借景にした曹源池庭園が広がります。
曹源池庭園は西芳寺(苔寺)も設計したとされる夢窓疎石の作庭による庭園で
国の史跡・特別名勝第一号に指定されています。
冷え込んだ気温の中に、冬の日ならではの
美しい景色が広がっていました。
境内を進んで、多宝殿を過ぎると「百花苑」があります。
「百花苑」はその名の通り四季を通じて様々な花が咲きます。
この日、雪の中に花の色が映えていました。
境内を進むと、百花苑の先には北門があります。
そこから嵯峨野の人気スポット「竹林の小径」に出られます。
竹林の小径は、天龍寺の北側から、野宮神社を経て大河内山荘まで続く小道です。
「竹林の小径」の名が定着する前は「嵯峨野の竹林」とか「竹の道」など、
さまざまに呼ばれていましたが、現地に設置された道標に「竹林の小径」と明記されてからは、
それが正式名称となったようです。
以上、雪の日の天竜寺から竹林の小路でした。