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こんにちは、hossieです。
本日は外苑前にある「勢揃坂 蕎 ぎん清」と言うお蕎麦屋さんをご紹介致します。
「勢揃坂 蕎 ぎん清」さんは、外苑前駅から歩いて7~8分の所にあります。
大きな通りではなく、旧鎌倉街道沿いにあり、知らなければお蕎麦屋さんと気づかないくらい、ひっそりとした佇まいのお店です。
店内はカウンターとテーブル席を合わせて10人ちょっとで満席となりますが、間隔を広く開けており、ゆったりとした空間になっています。
静けさが漂う店内は、とても落ち着いた雰囲気で、本当に自分が青山にいるのかと疑ってしまう程でした。
お蕎麦は自家石臼挽きのそば粉を使った粗挽きの二八蕎麦で、ご主人自らが毎日打っています。
適度なコシのあるお蕎麦と、やや甘めで角の無いまろやかな味わいの蕎麦つゆがマッチして、とても美味しいです。
2011年にオープンした比較的新しいお店ですが、その味は折り紙付きで、ミシュランガイドにも掲載されています。
夜はコース料理をオーダーすることもでき、ご主人の故郷である伊勢志摩直送の活魚や野菜などを使った蕎麦前(酒肴)と、女将さんの故郷である福島県の美酒を中心に、厳選した地酒を取り揃えています。
今回の取材にあたって、女将さんにお店の拘りを伺ったところ、「お箸です」と言う意外な答えが返って来ました。
お蕎麦が食べやすいように細めに作ってあり、食後に持ち帰るお客さんもいるようです。
夜のコース料理の締めにお蕎麦を出すときは、必ずお箸を変えるそうで、「お箸に付いた脂が浮いたそばつゆでお蕎麦を食べて欲しくないんです。少しでも美味しくお蕎麦を食べていただきたいので」と仰っていました。
行かれた際には、お蕎麦だけではなく、お店の方の思いのこもったお箸にも注目してみて下さい。
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