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こんにちは~山梨特派員の水月です。
2023年3月5日(日)に甲府駅北口よっちゃばれ広場で開催される第8回「手話まつり」のお知らせです。
耳が聞こえない人も、聞こえる人も大歓迎。みんなで楽しく笑っちゃおう! というイベントです。
オープニングは「甲州ろうあ太鼓」。聴覚障害を持つ方は、身体に感じる振動で太鼓のリズムを覚えていくそうです。練習に練習を重ねた、迫力満点の和太鼓を響かせてくれます。
手話劇も楽しみです。昨年は「こぶとりじいさん」と「サザエさん」でした。
今年は「桃太郎?」と、ちびまる子ちゃんの「まる子シンデレラになる」を上演するそうです。
身延山高校手話コミュニケーション部による「YOASOBI・ツバメ」や、みんなで歌う手話歌「ありがとうの花」など、盛りだくさん。手話歌では、簡単な手話をレクチャーしてくれます。
では、今年のゲストを、紹介しましょう。
観て楽しむ手話コメディ・劇団アラマンダ座長。
よしもと沖縄芸人の「大屋あゆみ」さんです。
大屋あゆみさんは、*CODA(コーダ)として生まれ育ちました。
大屋あゆみさんのトークショーは、13:00から。とっても楽しみですね。
「大屋あゆみの手話チャンネル」も、YouTubeで配信しています。どうぞ、ご覧ください。
*「Child of Deaf Adults」略して「CODA(コーダ)」とは、耳が聞こえない親のもとで育った耳の聞こえる子供のことをいいます。
こちらは、2022年のゲストoioi(オイオイ)と、さーて、真ん中にいる白いスーツの人は誰でしょう?
お笑いコンビ錦鯉? になりきっていますね。
芸達者なこの方は「NPO法人 楽しく笑って人生を過ごす山梨手話の会」理事長、遠藤なおみさんです。
誰もが英語で「サンキュー」と言えるように、誰もが手話で「ありがとう」ができる社会にしたい。 山梨手話の会副理事長 松森果林さんのことばより
遠藤さんは、そんな思いを持って、ここ山梨で活動を続けています。
手話の「ありがとう」を、皆さんも覚えてみませんか。
写真の遠藤さんのように、まず胸の前で手の甲を上にした左手の上に、右手をクロスさせます。
その右手を上に上げます。
遠藤さんの表情は、ありがとうの「とう」の部分を口で表しています。聴覚障害を持つ方は、読話といって口の動きを見て言葉を読み取ることも多いそうです。
そして大切なのは、「ありがとう」という気持ちを込めること。感謝を伝える表情で、手話をすることだと教えていただきました。
皆さんも、手話の「ありがとう」、ぜひ覚えてくださいね。
映画『Codaあいのうた』やドラマ『silent』『星降る夜に』など、手話は今、注目されていますよね。手話でのコミュニケーションに新鮮な思いを抱かれた方、知りたい、体験したいと思っている方も多いと思います。
「手話まつり」は、そんな方にぴったりのイベントです。参加は無料。初めて手話に触れる方も、思いっきり楽しめること請け合いです。
ぜひ、お誘い合わせの上、ご参加ください。
■第8回「手話まつり」
・2023年3月5日(日)11:30~14:00
・JR甲府駅北口アシストエンジニアリングよっちゃばれ広場
11:30~オープニングセレモニー〈甲州ろうあ太鼓〉
12:00~手話劇・手話歌〈身延山高校手話コミュニケーション部・NPO法人メンバー〉
13:00~〈大屋あゆみさん〉トークショー
・主催: NPO法人 楽しく笑って人生を過ごす山梨手話の会
・共催: NPO法人 甲府駅北口まちづくり委員会
・協賛: 富岳通運株式会社
・問い合わせ先: 山梨手話の会理事長 遠藤なおみ 携帯 090-8587-7096
FAX 055-279-0775 メール tanoshiku-syuwa@outlook.jp
*手話教室もやっています(ウェブサイトをご覧ください)
・URL: 楽しく笑って人生を過ごす山梨手話
*写真提供: NPO法人 楽しく笑って人生を過ごす山梨手話の会