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ピスコサワーって、お聞きになったことはありますか?
私は初耳で、先輩に誘われてお店に行くまで、まったく聞いたことがありませんでした。
そもそもペルー由来のカクテルで、南米食では定番のアルコールドリンクである模様です。ピスコと呼ばれるペルー原産のブドウ果汁を原料としたスピリッツをベースにし、そこに新鮮なライムジュース、シロップ、卵白等を加え、そこにお好みの果汁を更に加えてアレンジすることもあるようです。
サラトガにペルー料理のお店があり、そのピスコサワーを楽しむことができます。
普通サイズのピスコサワー(上・左側)が、一杯14〜16ドルです。
Pisco Sour Flight(ピスコサワーフライト(上・右側))といって、4oz (約100ml)のグラスで3種類を楽しめるメニューも14ドル。色々と味見をしてみたい、という方にはぴったりです。
ピスコサワーフライトは、このようにトレーに載って提供されます。
色合いも鮮やかで、フルーティな味わい。この日、筆者は、ブルーベリー、胡瓜、トラディショナル、の三種を選んで見ました。どれもさっぱりとして飲みやすく、美味しいのですが、胡瓜が一番気に入ったかも。筆者の私見では、胡瓜はカクテルにする結構すっきりかつ予想外の美味しいドリンクになります。他のお店で胡瓜とローズマリーのノンアルコール・カクテルを頂いたことがありますが、あれもとても美味しいドリンクでした。
なお、フライトと標準のピスコサワーのグラスを比べると、これくらいサイズが違います。
お食事も料理人の方の安定した腕を感じられるお味でした。
筆者がこのレストランで最初に頼んだのは、Classico(セビーチェ・19ドル)でした。
セビーチェは、日本で言うところのお刺身がレモンジュースで〆られてスパイスやハーブと一緒に味付けられたもの、とおもていただくといいでしょうか? お魚はお任せになります(Fresh fish of the day)が、レモンジュースとスパイスで味付けられて、新鮮なお刺身系お料理を好む筆者の嗜好にはぴったりでした。
日本と違って新鮮な鮮魚にはなかなかお目にかかれないので、鮮魚のお料理愛好者にはあり難い一品です。
南米風唐揚げもなかなかです。
メインは、Seco de Res(セコ・デ・レス・24ドル)。低温調理でじっくりほろほろに煮込まれたショートリブ、付け合せのご飯、ペルビアン豆が絶妙はハーモニーで、とても美味しく頂きました。二人で半分こしていただいても、十分な量です。
ダウンタウン・サラトガの目抜き通りにあり、イートインスペースは屋外・屋内から選べます。ちょっと軽くドリンクと肴を楽しんでも、しっかりとお食事を頂いても、満足いただけること間違いなし、のレストランです。
どうぞ一度お試しください。