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2023年 1月13日、大阪⇔別府航路に新造船「さんふらわあ くれない」が就航、日本初、環境に優しいLNG燃料新造フェリーです。内航船省エネルギー格付けで最高評価を取得しているそうです。船内は快適な、まるで海を行くホテル。3層吹き抜けのアトリウムでは、ダイナミックなプロジェクションマッピングが楽しめます。
大阪発別府行「さんふらわあ」乗り場は、Osaka Metro ニュートラムの「トレードセンター前駅」下車、改札を出ると、ATCに。
ATC内にある「さんふらわあ」受付で乗船手続きをしてください。さんふらわあターミナル(大阪) 第1ターミナル(大阪南港コスモフェリーターミナル)です。大阪南港には他の船会社も船を出しています。間違うと駅まで違ってきますのでご注意下さい。
乗船手続きが終わると、待合室やコンビニもあるので便利です。
乗船後、すぐ目に飛び込んでくるのが、3層吹き抜けのアトリウムです。中央が扇型の大階段はゲストを異空間に誘ってくれます。
手すりパネルは日本の伝統工芸で用いられる組子模様をイメージしているそう。この組子模様はアトリウムだけでなく、船内の色んな所で使われています。
船内廊下の絨毯は、竹の編込みや豊後梅をモチーフとした模様になっています。竹細工は新造船くれない・むらさきが発着する大分県の伝統工芸品、豊後梅は大分県の名産品であり、現在は県木にもなっているそう。地元愛に溢れた内装が取り入れられています。
客室は、スイート、デラックス、スーペリア、プライベート、スタンダード他、豊富な等級があります。長距離フェリー初、コネクティングルームも完備。
スーペリアシングルです。ここが海の上であると言う事を忘れてしまう程、快適なゲストルームです。客室にシャワーが付いている事さえ、新鮮な驚きです。
他には、シングルベッド、洗面台、テレビ、 冷蔵庫、ドライヤー、空気清浄機、コンセントなどあり、個人の感覚によりますが、現行船より揺れもそれほど感じず、快適に過ごせます。
朝夕、無料で入れる、男性用展望大浴場、女性用展望大浴場があります。雄大な海を見ながら、旅の疲れも吹っ飛びますね。シャンプー・コンディショナー・ボディーソープも置かれています。
出航15分前になるとドラが鳴ります。いよいよ、船旅の始まりです。
記念撮影スポットがあります。船旅記念に船長の制服を着て、記念撮影は如何でしょうか⁈
アトリウムの天井や壁面に、プロジェクションマッピングを投影。映像は客室のテレビでも見れます。
受付です。まるでホテルですね。右には売店があります。さんふらわあオリジナルグッズや別府・大阪のお土産、ドリンク、お菓子などを販売されています。筆者は別府の温泉本を買いました。
奥がレストランです。夕食ビュッフェは大人2000円、朝食ビュッフェは大人700円です。パスタのテイクアウトメニューはサラダが付いて600円です。
「さんふらわあくれない」の旅、続きます。
2023年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。