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嵐山近くの清凉寺では見頃を迎えた梅と
早咲きの河津桜が咲いています。
清凉寺は、嵐山からまっすぐに進んだところにある浄土宗知恩院派の寺院。
建てられたのは寛和3(987)年。
寺院は嵯峨釈迦堂として親しまれていて、広い境内には仁王門や本堂など堂々とした
建造物が並んでいます。
もとは平安貴族の源融の山荘地でしたが、源融の死後、寺に改め棲霞寺(せいかじ)とされました。
のちに宋より持ち帰った釈迦如来像を棲霞寺の境内に建てて安置し清凉寺としました。
梅と河津桜が咲いているのは多宝塔のエリアです。(3月12日撮影)
また多宝塔の裏には、源氏物語の光源氏のモデルとも言われる源融(みなもとのとおる)の
お墓もあります。
見事に咲いた白梅。
隣では河津桜。
まさしく美の競演です。
咲いた花に、数年に及ぶコロナ禍の月日を
思いました。
いよいよ、13日からマスク着用ルールも緩和され、屋外・屋内ともに個人の判断に委ねられます。
2023年の春到来ですね。