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北海道美瑛町といえば、「白金青い池」を思い浮かべる方が多いと思いますが、青い池のすぐ近くにある景観スポットをご紹介します。
「白金青い池」は、美瑛町で最も有名、いえ、北海道で最も有名な観光スポットともいえるかもしれません。
美瑛町界隈を訪れる人は、必ずといっていいほど、青い池に訪れる人が多いと思いますが、一方で、雪のシーズンには、真っ白な雪に覆われ「白い青い池」になってしまいます。
青い池は、冬季、夜間ライトアップがされ、真っ白な雪のスクリーン上に色のグラデーションが映しだされます。
このため、冬も楽しめるスポットですが(個人的には、人の足跡がついていないまっさらな白い青い池の風景も好きです)、青い池のすぐ近くにシーズンを問わず水の「青さ」を実感できるスポットがあります。
それが「白ひげの滝」です。
青い池から車で約5分、青い池がある白樺街道沿いに「白ひげの滝」はあります。
周りは白金温泉。
温泉ホテルなどが並んでいます。
自然の岩から地下水が落ちている滝で、細い滝が幾筋も流れており、まさに白髭。
青い池は夏に行きたい、という声もときどき聞かれますが、白ひげの滝は、冬にこそおすすめしたいポイントが、写真の「氷瀑」です。
地下水が少しずつ氷、その上にさらに地下水が流れ出るため、この氷瀑は寒さがつのるほど、次第に育っていく点も見どころです。
こちらの氷瀑は、同じく白ひげの滝で撮影したものです。
この写真は、厳冬期の1月に撮ったので、氷瀑がかなり育って大きくなっています。
迫力満点。
ちなみにこちらの写真↑は、夜に撮影した写真です。
そして何より、白ひげの滝では青い池にも流れ込んでいる美瑛川の水の青さを見ることができます!
青い池は、その水の青さがはっきりとは解明されていないそうなのですが、美瑛川やそのほか複数の川の水が混ざり合い、その成分と太陽の光の加減で水が青く見えるそうです。
このため、ほかの川の水と合流している白ひげの滝付近の美瑛川は、シーズンを問わず青い色がわかります。
夜も白ひげの滝はおすすめです。
というのも、青い池の夜のライトアップは11月から4月までの期間ですが、白ひげの滝は1年中、ライトアップされています。
そして滝の下を流れる美瑛川は、夜見てもその青さが見てとれます。
ともすると、お天気に左右される日中よりも青く感じられる日もあるかもしれません。
特に冬は、雪とのコントラストで一層その青さがわかります。
美瑛町の白ひげの滝、いかがでしたでしょうか。
冬の北海道は、美瑛町も含め白銀の世界が広がり、その白さはとても美しいですが、白ひげの滝とその下を流れる青い美瑛川は、真っ白な冬の北海道のなかで、ひと際、色を感じられる美しい風景だと思います。
そして、季節を問わず、夜のライトアップも見られるので、美瑛町に訪れる際は、ぜひ「白ひげの滝」にも立ち寄ってみてください。