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こんにちは~山梨特派員の水月です。今年の桜は、早いですね。
2023年3月30日、桜満開の甲府市「舞鶴城公園」を歩きました。JR中央線甲府駅から徒歩5分の場所にあるんですよ。400年前には甲府城があった跡地。県指定史跡です。
「舞鶴城」は、甲府城の雅な呼び方「雅称(がしょう)」で、鶴が舞うかの如く繊細で華やかな雰囲気を持つ城だったといわれています。
「遊亀橋(ゆうきばし)」を渡る公園入口には、今にも羽ばたきそうな鶴のブロンズ像があります。
出入口は、5つ。とても広い公園です。さっそく歩いてみましょう。
自由広場です。桜も、開放感もいっぱい。
自由広場から「天守曲輪(てんしゅくるわ)」を見上げて。桜、桜、桜。
「稲荷曲輪門(いなりくるわもん)」へ上る道も、桜。
「鉄門(くろがねもん)」へ続く階段にも、桜。桜、満喫です。
「鉄門」をくぐり、「本丸」へと歩きました。
本丸東側にある「天守台」は、周囲が見渡せる展望台になっています。
気持ちいい~
この日はあいにく山々は霞んでいましたが、運がよければ富士山を眺めることもできます。
天守台の北側にある「稲荷櫓(いなりやくら)」では、甲府城築城期の装飾瓦のほか、城内でみつかった遺物や復元した金の鯱瓦などが展示されています。
甲府城は、豊臣秀吉が天下統一した時代に築城。「関ケ原の戦い」ののち徳川家の城となりました。
時代は流れ、江戸時代初め。甲斐の国は江戸幕府の直轄地となり、その後「享保の大火」で本丸御殿が焼け落ち、廃墟となっていきます。
城跡の本丸周辺を公園として整備した「舞鶴城公園」は、1904年に完成。
今では、人々の憩いの場所となっています。
今週末は、まだ桜が楽しめると思います。桜咲く「舞鶴城公園」を歩き、甲斐の国の歴史にふれてみてはいかがでしょう。
■舞鶴城公園
・住所: 甲府市丸の内1丁目
・問い合わせ先: 舞鶴公園管理事務所 055-227-6179
・URL: 舞鶴城公園
■稲荷櫓
開館時間: 9:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日: 月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日、年末年始(12月29日から翌1月3日まで)
入館料: 無料