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こんにちは! 今年のカレンダーも三枚目になり、サンノゼでも、少しずつ春らしさが気持ち良い気候になってきました。そう思っていたら、3月は悪天候続きで、停電や大嵐による破損被害が多発する始末にまでなってしまいました。
先々週には、サンノゼの筆者の自宅で、月曜のお昼頃にいきなり停電となり、その停電は火曜日の早朝まで続きました。
クパティーノの方では、水曜まで停電が続き、クパティーノにあるコミュニティカレッジでは木曜まで器物破損と停電のために、校舎が閉鎖されました。
ロスガトスの方でも公立学校が休校になりました。
サンノゼの公立学校は幸い休校には至りませんでしたが、金曜頃まで周囲の信号の一部の停電が続き、信号無しで車両が行き交う日々が続きました。
先週半ばにも、サンノゼの一部では停電があったそうです。そして、場所によっては、信号もまた停電になっていました。
幸い、筆者の住む近隣は夜中に散歩をしても大丈夫なほど治安が良い一画なので、夜とはいえ、様子を伺いに近隣を歩いてみました。
一部の家屋はソーラーパネル等の自家発電装置を備えているため、電気を使用することができたようですが、街の殆どは真っ暗で、蝋燭や懐中電灯と思われるほのかな明かりがこぼれる程度でした。
サンノゼの電力は、PG&Eによって管理されています。
そのため、PG&Eのウェブサイトで停電地区を確認するサイトが提供されており、自分の住所を入れると、停電状況を確認することができます。
PG&E Emergency Site – Outage Center
https://pgealerts.alerts.pge.com/outagecenter/
また、停電情報はこちらのサイトから、PG&Eに報告することができます。
Report an outage
PG&E Emergency Site – Outage Center
https://pgealerts.alerts.pge.com/outagecenter/report/
自分の自宅だけが停電なのか、その地区全体が停電なのか、を確認することができます。
IT産業のメッカであるサンノゼで停電、というのは想定外に思えるでしょうが、シリコンバレーのインフラ基盤は非常に脆弱で、停電やインターネットダウンは定期的に発生します。さすがに毎月発生する、とは言いませんが、雨季や天候が不安定な時期は、いつ停電が起きてもおかしくありません。
春のサンノゼは、まだまだ肌寒く、雨が降ることもあります。
また、稀ではありますが、大嵐の悪天候が起きる可能性も、夏や秋に比べて非常に高くなります。
ですから、春のサンノゼ観光には、筆者の私見ではありますが、以下のような携行品の準備を推奨します。
サンノゼの出先で携帯電話やノートパソコンの充電中に停電に遭遇したら、近隣にサンノゼ公立図書館がないかを確認してみてください。
サンノゼ図書館は各地に分館があり、一地域が停電していても、他の地域が停電していない場合、その地域のサンノゼ図書館でインターネットや携帯電話の充電などが可能です。インターネットを通じた情報収集ができますし、また、安全です。
実際、今回の停電時に、筆者の携帯電話やノートパソコンは電源がほぼない状態だったため、近隣のサンノゼ図書館に出かけて携帯電話の充電や、充電しながら図書館のインターネットを利用してパソコン仕事を継続することができました。
筆者の近郊には、車で5〜10分の距離に、3館ほどサンノゼ図書館の分館が位置しています。
今回、1館は完全に停電、1館は部分的に停電、1館は通常営業でした。場所によって状況が違いましたので、1館が使えずとも、諦めずに他の分館の状況を確認することをお勧めします。
サンノゼ図書館ホームページ
https://www.sjpl.org/
※移動される前に確認されると、分館等が停電しているときは、こちらのトップページに閉館情報が記載されています。