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先日、雨続きのサンノゼの久しぶりの晴れ間に、ダウンタウンサンノゼへ足を伸ばしました。久しぶりにサンノゼ公立図書館本館にも立ち寄ったので、今回はその本館をご紹介します。(タイトル写真:図書館本館のサン・フェルナンド通り側(北西)入口)
サンノゼ公立図書館本館は、そのホームページ冒頭にこう紹介されています。
The Dr. Martin Luther King, Jr. Library (King Library) is a unique partnership between San José State University (SJSU) and the City of San José. Opened in August 2003, the King Library is the first library in the United States to integrate the services and collections of a major university and a public library system. Located in downtown San José, the King Library offers 475,000 square feet of collections, collaborative work spaces, meeting rooms, exhibit areas, and unique resources dedicated to the lifelong learning of the community. The nine-floor building is the main library for both SJSU and the San José Public Library, and a cornerstone for the entire San José community. (The Dr. Martin Luther King, Jr. Library. https://www.sjlibrary.org/)
”Dr. Martin Luther King, Jr. Library (King Library) は、サンノゼ州立大学 (SJSU) とサンノゼ市とのユニークなパートナーシップ[の図書館]です。 2003年8月に、米国初の主要大学の大学図書館と公共図書館システム[双方]のサービス機能と資料コレクションを統合した図書館として開館しました。サンノゼ市のダウンタウンに所在し、475,000 平方フィート(およそ44,130平方メートル)の[館内スペースの中に、各種]コレクション、共同作業スペース、会議室、展示企画エリア、コミュニティの生涯学習に特化した独自リソースを提供しています。 9階建ての[本館]建造物は、SJSU とサンノゼ公共図書館の双方における主要図書館であり、サンノゼコミュニティ全体の礎石となっています。”(筆者翻訳、[]は筆者の追加部分)
つまり、市民のための公立図書館本館でもあり、サンノゼ州立大学の大学図書館でもあるわけです。
ですので、サンノゼ州立大学に隣接していますし、図書館内には学生の姿も多く見受けられますし、学生支援用サービスコーナーも多々見かけます。
本館のフロアプランはこちらで確認できます。
本館フロアプラン
https://library.sjsu.edu/floor-plans/king-library-floor-plans
本館の入り口を入ってすぐに目の辺りにするのが吹き抜けの明るいガラスの天井です。
グランド・フロア (1階) の手前右側には、貸出システム、公共用パソコン、ティーンコーナーや子供コーナーへの入り口階段があります。インフォメーション・センターもありますので、そちらで行き先を相談することもできます。
移動手段は、エレベーターとエスカレーターの2種類です。
2階にはレファレンス・コレクションがあり、3階から各種資料や文献、各種書籍コレクションの書棚コーナーとなります。1階を除くすべての階に、学生や一般の人々のための個別スペースや勉強スペースが用意されています。
会議室を借りることもできますし、欲しい資料の検索相談をすることもできます。
学生支援コーナー(就業ワークショップやライティング指導ワークショップの案内等)もあり、学生生活も垣間見えます。
コレクションには、当然、他国語の文献も含まれます。
筆者が本館を利用したい一番の目的は、この多国語文献コーナーです。
サンノゼ図書館は分館の一部で日本語書籍や日本語DVDの取り扱いがありますが、取扱量は本館が一番多いのです。
日本語雑誌もあります。号数が古かったり、数が限られていたりしますが、やはり、あるのを見ると嬉しくなりますね。
1Fにある子供コーナーでも、このような子供向けの日本語書籍コレクションがあります。
ちなみに、筆者はこちらの3冊を借りてきました。『孤蓬のひと』は以前書評を読んで気になっていたので、意外な発見に驚きながらも、頬が緩みましたよ。☺