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東山山頂に建つ、青蓮院の飛び地境内「青龍殿」に咲く桜を訪ねて行きました。
「青龍殿」の場所は、華頂山山頂(標高215m)将軍塚と呼ばれる所にあります。
(4月1日撮影)
青龍殿前の、満開のしだれ桜が迎えてくれました。
境内を奥へと進めば、広大な大舞台があります。
京都市内には幾つかの見晴台や舞台がありますが、山の中腹だったりします。
だけどここの大舞台は、まさしく空にとても近い大舞台で市内が一望出来ます。
こちら画面中央は京都御所。
境内を進むと、自然豊かな庭園には200本以上の桜、もみじがあり
四季折々の美しい景色が広がります。
↓の古墳の様な塚は将軍塚。
将軍塚はその昔、平安京遷都の際に桓武天皇が京都の町を眺めて都の平和を願った地です。
その昔、桓武天皇(かんむてんのう)が、平安京に遷都する際、平安京への遷都を進言した和気清麻呂(わけのきよまろ)に伴われて、この丘に登り京に都を遷すことを決めたともいわれ、古墳時代の横穴式石室の円墳ですが、王城鎮護のため、土の像を武具姿にして棺に納めて埋めたという伝説もあります。
境内にはもう一つ、市内の西方面から南方面が見渡せる見晴台があります。
こちらからは京都タワーや大阪へと続く空が広がります。
見晴台からは、満開桜の向こうに青龍殿の屋根が見えます。
以上、圧倒的な眺望が広がる青蓮院・青龍殿に咲く桜でした。