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今、長岡京市の長岡天満宮・八条が池では、キリシマツツジが見頃を迎えています。
(年4月18日撮影)
長岡天満宮の建つ長岡京市は、都が置かれていた地で、平安京前の10年間は都が置かれていました。
長岡天満宮は、天満宮という名の通り菅原道真公が祀られています。
道真公は 太宰府へ左遷される時 この地に立ち寄り、
「わが魂 長くこの地に とどまるべし」と詠まれています。
石段を上がると、満開のキリシマツツジの風景が広がります。
長岡天満宮境内の東にある八条が池は、
寛永15(1638)年に八条宮智忠親王によって築造された灌漑用の池です。
外周は約1㎞。
豊かな池を二分する中堤は参道として使われていて、中央参道にある石太鼓橋は加賀藩「前田候」の
寄進と言われています。
長岡天満宮の「キリシマツツジ」は、樹高が約2.5mあり、推定樹齢は170年前後。
キリシマツツジは、九州の山ツツジとミヤマキリシマを交配して生まれたツツジ。
鮮やかな紅色が映えています。
キリシマツツジは桜と同じく見頃期間が約1週間くらいと、とても短いのが特徴です。
こちらの風情ある建物は明治14(1881)年創業の筍料理の老舗 「錦水亭」。
長岡京市は筍の産地です。
春は朝堀りの、たけのこを使った「たけのこ料理」が楽しめ、夏・秋・冬には
厳選された旬の素材を使った京料理が楽しめますよ。
八条が池をグルっと歩くと、錦水亭近くでは藤の花も咲いていました。
この春は桜を追うように、花々が次々と咲いて来ます。
以上、見頃を迎えた長岡天満宮・八条が池のキリシマツツジでした。