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日本の春の風物詩といえば桜。
今年の桜は開花が例年より早く、東京では3月下旬にはお花見シーズンが到来しましたね。
私は普段は東京在住ですが、3月下旬に京都に行く用事があったので京都の桜も楽しむことができました。
春の京都は初めてでしたが、京都の街並みと桜の相性は抜群で、その美しさに魅了されました。
特に京都にある大小さまざまな川沿いにある桜並木は風情があって雰囲気抜群!
今回の記事では、旅行者目線で見た京都の桜の映えるスポットをご紹介します。
宇治といえば有名なのは世界遺産のひとつ、平等院。
宇治駅から平等院の表門に向かう場合、宇治川の手前で右に曲がり平等院へと続く表参道と言われる通りに行きます。多くの人はそちらに向かって行きますが、桜の季節にはぜひ橋を渡ってみてください。
宇治川にかかる、表参道手前にある橋は宇治橋と言います。
その宇治橋を渡り、宇治川の上流へ歩いて行くとそこには遊歩道があり、桜並木が続いています。
対岸には平等院の表参道や神社の一部を望むこともできます。
川のせせらぎを聞きながら歩く石畳の遊歩道。
人通りもあまり多くないので、平安時代にタイムスリップしたようなゆったりとした時を楽しむことができます。
平等院側と比べるとお土産屋さんや食事どころは少ないですが、いくつか旅館が並んでいます。
そのひとつである旅館・亀石楼から撮影した写真がこちらです。
うっすらライトアップされた桜、さらにこの日は雨が降っていたので尚更趣がありました。
亀石楼では宿泊はもちろん、お食事だけの利用も可能です。平等院をみた後こちらでゆっくり食事をいただくのもおすすめです。
宇治から移動して京都駅付近に一泊した際、「せっかくだから京都らしい場所でご飯を食べたい!」と思い、夕食を食べに先斗町まで足を伸ばしてみました。(※その時のおすすめレストランについては次の記事でご紹介します)
先斗町からの帰り道。すぐ側に流れる鴨川に惹かれ、散歩をしてみることに。
日中であれば川のすぐ横の遊歩道も気持ちよさそうでしたが、生憎の雨&小学生の子ども連れだったため、念のため堤防道路(川よりも高い位置にある整備された道路)を歩いてみました。
私が歩いたエリアはいわゆる"満開の桜並木"という感じではありませんでしたが、街灯がほんのり明るく、薄ピンクの桜や濃い色の桜などがありました。
雨のせいか、人通りもすくなくゆったり歩くことができ、川の音を聞きながらの散歩は心地よいものでした。
先ほど紹介した宇治川とは違い、京都の中心地に近い鴨川あたりは建物の窓からの明かりで川面が照らされており、その様子もとても絵になりました。
歩き疲れて地下鉄を利用しようとした時、京都河原町駅近くに人だかりを発見!
その理由は、鴨川に並走する形で流れている小川(高瀬川)の川沿いにずらりと並んだ桜の木。
こちらも圧巻でした。
一眼レフなど本格的なカメラを手にした人も多くみられたこの場所、後から調べてみたところ、人気のスポットだったことが判明。
高瀬川は木屋町通りと並行して流れており、四条から五条にかけて桜の木が植えられ、春にはトンネルのように咲き乱れる人気のスポットのようです。
今年は久々に桜祭りが開催されたようなので、それもあって多くの人が訪れていたのかもしれません。
今回は、いち旅行者目線で京都の川沿いの桜についてご紹介しました。
初めて訪れた春の京都。街中の桜はもちろん、京都の神社・寺院にも桜の花は咲き誇り、多くの人を魅了していました。
気持ちの良い季節ということで混雑もしていましたが、「ようやく行動制限なく桜を楽しめる!」そんな喜びが伝わってくるようでした。
今年はもう桜の季節が過ぎてしまいましたが、来年もまた、素敵な桜を見ることができますように。