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日本時間の2023年4月29日午前0時以降に日本に到着する航空機に搭乗していた場合には、今まで必要だった「有効なワクチン証明書」または「出国前検査証明書」の提示が不要になりました。フランスから日本へ帰国する際も同様で、制度面でもようやくコロナ禍前の入国状態に戻りました。
新型コロナが世界的な流行となってから、出入国のルールの変更は、常に旅行者の悩みの種でした。それが日本においては4月29日から取り払われます。なお、フランスの出入国に関しては、すでに障壁は無くなっており、観光目的の短期滞在であればコロナ禍前と同じようにパスポートを提示するだけで入国ができます。
パリの空の玄関口であり長距離路線の国際線が集まるシャルル・ド・ゴール空港では、コロナ禍の旅客減を受けて第1ターミナルは閉鎖されていましたが、その期間を利用して改装され、現在は施設利用が再開されています。日本関連のフライトだとANAが第1ターミナルを使っていますので、新しくなった第1ターミナルを訪れる日本からの観光客も多いはずです。
日本帰国・入国の際の「有効なワクチン証明書」または「出国前検査証明書」の提示は無くなりましたが、「入国審査」と「税関申告」をウェブ行うことができる「Visit Japan Web」サービスは引き続き利用することができます。
日本帰国・入国の時に、事前にオンラインで情報を入力しておくことで、今までは書面に記入していた税関申告書の手間を省くことができ、日本に着いた際の税関申告手続きをスムーズに行えます。荷物受取所で機内預け荷物が出てくる時間を利用し、機械に「Visit Japan Web」で生成したQRコードを読み取らせれば、税関申告は自動ゲートを通って出口へ行くことができます。