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こんにちは。岡山特派員のmamiです。みやま公園の中でも「深山イギリス庭園」は私の大好きな場所です。四季折々の花が咲き、いつ来ても楽しむことができます。この庭園は玉野市が市政60周年の記念事業として、イギリス人庭園技師のピーター・サーマン氏を招き庭園設計を依頼したそうです。
エントランスに入るとすぐの「カナール」と呼ばれる池です。睡蓮やもうすぐ咲きそうなロータスが涼しげです。18世紀のイギリス運河のイメージだそうです。夏はこの水辺をいつまでも眺めていたい気分です。
薔薇の季節には、バグパイプ演奏が楽しめるイギリスフェアが開催された年もありました。「キルトと肩掛けのタータンが同じ柄でお洒落!」と思ったら、タータンは日本の家紋のように、その柄で家柄がわかるそうです。正式に登録されている柄は6000種以上あるとか!
庭園内は、カマクラヒバに囲まれて6つのゾーンにわかれています。ここは「彫刻の回廊」と呼ばれるエリアです。この庭園が出来たばかりの頃は、モニュメントばかりが目立っていましたが、生垣のカマクラヒバが成長し、いい感じになったと思います。
「ローズガーデン」にやってきました。さすがに今咲いている薔薇はわずかでした。5月のシーズンになると華やかで綺麗ですよ。おすすめの季節です。
「ウォーターガーデン」です。ドルフィンの噴水と周囲のモミジバフウの緑が涼しげです。このドルフィンたちがこの庭園のシンボルマークだそうです。ベンチもあるので夫は水の音に耳をかたむけながらくつろいでいました。モミジバフウは紅葉するというので秋も楽しめますね。
紫陽花越しに見られる風景は、芝生の中のガゼボです。ガゼボに座って庭を眺めるのもいいけど、ここでガーデンウエディングもできるそうですよ。今は紫陽花が終わりかけだったので、6月にガーデンウエディングを行えば紫陽花に囲まれた素敵な式になりそうですね。
「暖色の庭」です。お隣は「サマーフラワーガーデン」ですが、季節柄お花が似通っていました。ルドベキア、バーベナ、ヒメオウギスイセン、ユリなどが咲いています。
こちらのエリアは「ホワイトガーデン」ですが…あんまり、ホワイトじゃないですね。私的には、上から白藤が垂れ下がり、シンボルツリーのオオデマリが咲き、シルバーリーフやイングリッシュデージーが咲き乱れたダイナミックなホワイトガーデンの見られる4月末頃の季節がお勧めです。年によっては、白いハナミズキも同時に見られます。
いかがでしたか?四季を通して花々で彩られる「深山イギリス庭園」です。さまざまなイベントが開催されているのでHPをチェックして出かけることをおススメします。ちなみに今は「みやまフォトコンテスト2023」と題し、深山公園及び深山イギリス庭園で撮影したお気に入りの写真を募集しています。
募集要項はこちらです。→ ★