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こんにちは~。岡山特派員のmamiです。深山公園を案内していますが。広い公園内の大部分を占めているのが「散策ゾーン」です。散策に便利なのが「深山センターハウス」でいただける地図です。とても広いのでめぐる自転車を借りてサイクリングをするのもおススメです。
「深山センターハウス」にある貸自転車のコーナーです。16インチからあるので95㌢くらいのお子さんから乗ることが出来ます。また、幼児2人を乗せられる3人乗り自転車(前15㎏・後ろ20㎏まで)もありました。3時間以内で、子供200円大人300円と手ごろな値段なので家族で楽しめますね。
山の中ですが、サイクリングロードが整備されているので運転しやすそうです。
センターハウスから南へ歩くと白鳥のいる赤松池にでます。公園内には中池、田井津池、新池等の5面のため池があります。今は静かな湖面を湛えていますが、秋から冬になると、毎年800~1000羽という多くのカモ達が飛来し、けたたましい鳴き声を響かせています。
赤松池の南にある「自由広場」から東の山を見上げると見事な岩山です。広場から挟んで東に「ボルダリング入口」の登山道があり、センターハウスに届けを出すと入山できます。
ボルダリングは、岩や壁を登るスポーツクライミングの一つです。玉野市には、王子が岳をはじめとする岩がむき出しの山が多く、ボルダリングの聖地と言われています。深山公園では、難易度で7級から初段までにわかれ、自分が登れる限界の岩に挑戦するようです。もう少し体重が軽くなれば挑戦してみたいスポーツです。
この日の私のお目当ては睡蓮でした。山の中の遊歩道沿いの水辺に3カ所ほどあるのですが、いちばん近い水生植物園へは現在地から約1000㍍、新池広場へは約1700㍍でした。この日の30度を超える暑さに自由広場までが精いっぱいで、行く元気がありませんでした。伊達池の温帯産の大型系睡蓮の花は、花色も豊富で5月中旬から9月中旬まで咲き続 けているというので、もう少し涼しくなったら再度行ってみたいと思っています。
山の中には「小鳥の森」というエリアもあり、そこかしこで野鳥のさえずりが聞こえてきます。
バードウオッチングが趣味の妹から、手のひらにのってくるヤマガラの写真を見せてもらいましたが、手のひらにひまわりの種をのせると、どこからともなく飛んできて指先にとまり、種をついばむそうです。私がお目にかかった鳥は水鳥やスズメばかりでしたが、こんな出会いがあると嬉しいですね。
赤松池から深山用水へは紫陽花の小路になっていました。
約300㍍ほどの小路でしたがブルー系の紫陽花が多く咲いていました。
晴天の日の紫陽花はどことなくしょ気かえっているように見えるのですが、小路に入ると木陰になるのでブルーが鮮やかな紫陽花でした。この小路をたどるとセンターハウスに戻ります。
いかがだったでしょうか?広い深山公園をゾーン別に3回にわたってご案内しました。春夏秋冬、春は7000本の桜とコバノミツバツツジが咲き誇り、シャクナゲ園も賑やかになり、初夏は紫陽花やクチナシ、花菖蒲や睡蓮の水生植物も咲き始め、夏はムクゲヤサルスベリにサギ草、秋は中池の西端にあるモミジ谷から花木園にかけて、ドウダンツツジやモミジが赤く染まり見ごろを迎えます。季節によってさまざまな顔を見せてくれる深山公園です。玉野に来られたらぜひ訪れて見てください。