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Tere!(エストニア語で「こんにちは」の意)
皆さま、今年の夏至の日はいかが過ごされましたか?夏至の日は、冬至の日のようにかぼちゃを食べるといった「これぞ!」という食べものがないこともあってか(地方によってはあります)、特に何もせず「え!もう夏至!?じゃあ(?)6月30日が来たら1年の半分が終わっちゃうの!?」と毎年お約束のように驚くくらいでしょうか??少なくとも日本に住んでいた頃の私はそんな感じでした。
しかしエストニアは日本とは異なります。エストニアで重要な日は夏至祭の日、独立記念日、クリスマス、そして自分と大切な人たちのお誕生日です。
夏至祭の日にどんなお祭りをするのかというと、たいていはそれぞれのサマーハウスで愛する人たちと焚き火を囲んだり、焚き火の火を飛び越えたり、お花を摘んだり、サウナを楽しんだりします(首都タリンで過ごしたい人はたぶんひとりもいないと思います)。
しかし今年私は体調を崩していたので予定を変更してタリンで過ごすことにし、もぬけの殻となったタリンを少しだけ見ることになりました。
写真はSolarisというショッピングモール内。店員さん、警備員さん、清掃員さん達が揃い踏み。お客さまは私しかいなかったのでおしゃべりしていました(写真掲載許可はいただいております)。
彼らは仕事のあとすぐにサマーハウスへ移動して夏至祭を楽しむとのことでした。「なんでここにいるの?」と聞かれたので、「具合が悪いからサマーハウスに行くのを諦めた。」と話したら、「タリンにいるから具合が悪くなるんだよ!サマーハウスに行きなよ!!」とエストニア人さん達にしてはかなり珍しい一歩踏み込んだアドバイスをもらいました。
お客さまもいないし、働きたい人もいないし、首都タリンのショッピングモールであっても夏至祭前後は営業時間の短縮は当たり前(店舗休業も当たり前)なんだなあ、にしても本当に人がいないなあと思いながら帰ってきました。
ちなみにツーリストインフォメーションで尋ねたところ、夏至祭であっても観光客の人たちがたくさん訪れる、世界遺産「旧市街」の観光エリアはほぼ通常通りだそうですので、エストニアにいらっしゃる時期が夏至祭と重なっても観光に支障はほぼ出ないと思います。ご安心ください(念のため、事前問い合わせをしておいたほうがいいと思いますが)^ ^
また、夏至の日と夏至祭の日は異なりますのでその点もご注意ください^ ^
ではまたここで☆