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旅に出たい(エストニアより)

Chisato

Chisato

エストニア特派員

更新日
2023年7月20日
公開日
2023年7月20日
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Tere!(エストニア語で「こんにちは」の意)

先日、エストニアの首都タリンにある世界遺産「旧市街」を歩いていたら「地球の歩き方」を片手に観光している方を発見!

「住んでらっしゃいます?それともご旅行ですか?」と声をかけてみると観光とのこと!!

う、うれしい(涙)ありがとうございます!!!

ちょうど道に迷っているところだというので道案内をしながら少しお話させていただきました。

その方はコロナ禍、お仕事の関係で県外に出ることもなく、日々「海外に出られる日が来るまで絶対にコロナに感染しないっ!死なないっ!なんでも我慢するっ!」とがんばってきたそうです。

そして晴れて先日、特別に長い休暇をもらえることになり、近隣の東南アジアではなく、日本から移動時間のかかるヨーロッパを選んだとのことでした(そして日本から一番近いヨーロッパとしてヘルシンキを選んだところ、思いのほか近くて驚いたそうです。ロシア上空を飛べていたらもっとあっという間ですよと話したらさらに驚いてくれました。)。

結局他のところも案内することになり、代わりに話したことをここに掲載する許可をいただき、海外と日本の違い、旅の醍醐味などをお互い語り合い、「同志だ!」と思いました。特に、旅から帰ってくると家の片付けをしたくなり、たくさんモノを処分するところがそっくり同じでした。また、人生を旅に例える人がいるけれど、人生は片道切符、旅は往復切符でなければならない(家に帰り着いてこそ、旅は旅)などといった話も合い、俄然共感、至極刺激になりました。

私は今体調を崩しているのですが、やはり地を這ってでもたとえ蟻のように歩みは遅くても、生きている限り旅をしたいと思いました。

コロナのこと、円のこと、個人個人にはもっともっといろんなことがありますけど、「安くて便利で安全で日本語の通じる母国日本がいい!」じゃなくて、メリットすべてを吹き飛ばしてくれる海外旅行は最高(ですよね?)。

そして、旅において行き先も重要、だけど偶然の出会いはもっと重要。そんなことも思いました。

旅に出たい(エストニアは海外ですが、私にとってエストニアは旅先ではないのです)。何が何でも旅に出たいと思いました。

皆さんはいかがですか?旅はお好きですか?よかったら教えてください☆

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