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西京区の松尾大社で行われている夏限定「風鈴祈願」を訪ねてきました。
松尾大社は、京都のメインストリート四条通の西の端に位置しています。
アクセスは阪急電車が便利で、阪急嵐山線「松尾大社」駅を下車するとすぐ目の前です。
JR京都駅からの市バスでは約40分ほど。
車でのアクセスは、物集女街道(29号線)を嵐山方面へ進むと松尾大社が見えて来ます。
大宝元(701)年、秦忌寸都理(はたのいみきとり)により、松尾山の頂上付近・大杉谷の磐座の
神霊を社殿に移したことに始まり、平安遷都のあと賀茂神社とともに王城鎮護の社とされ
「賀茂の厳神、松尾の猛霊」と称されました。
古くからお酒の神様として信仰を集めています。
夏限定の「風鈴祈願」は、楼門をくぐって右手にある手水舎のとろこや
授与所の天井や境内のあちこちにも風鈴が飾られています。
授与所では、風鈴に付ける短冊が用意されています。(短冊祈願料500円)
春の松尾大社は、一の井川沿いを中心に数約3000本と言われる山吹の花が咲くところですが、
今はたくさんの風鈴が涼しげな音色を奏でています。
本殿向かって左手には、愛成就・夫婦和合のご利益があるといわれている、「相生の松」という
古木が祀られています。この相生の松は雌雄根を同じくし、相生の松として樹齢330年を保っていましたが、
昭和31・32の両年に、それぞれ天寿をまっとう致しましたので、昭和47年に覆屋を設けて保存される事に
なりました。
松尾大社の絵馬には御神紋の「葵」をモチーフにしたハート形の絵馬も。
相生の松 のお力を頂いてお願いごとをされる方も多いそうです。
大社では、コロナがはじまった2020年から風鈴の飾り付けをはじめ、年々数を増やして
今年2023年は約600個が並んでいます。
風鈴祈願は9月3日まで。
風鈴の設置は9月30日まで行われています。