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毎日暑い日が続きますが、皆様、いかがお過ごしですか?
この7月、筆者は同窓会主催のワイナリーツアー込みイベントに参加し、サンタクルーズ山脈に位置するByington Vinyard&Winery(バイイントン・ワイナリー)で、ワインの試飲とワイナリーツアー、ピクニックを楽しんできました。
筆者は、バイイントン・ワイナリーは初訪問でしたが、眺めがとても良く、またワインも美味しく、色々と楽しめるワイナリーでした。また、日本人スタッフの方もおられて、日本語でワインについて聞くこともできました。
早速、ご紹介したいと思います。
Byington Vinyard&Winery(バイイントン・ワイナリー)の歴史は、1987 年以前にリリースされた最初のヴィンテージのワインまで遡ることができます。現在のワイナリーは、2013年に、ロスアルトス・ヴィンヤーズによって買収されると同時に多額の投資がなされ、今の形になりました。
バイイントン・ワイナリーの特徴は、バイオダイナミック栽培方法で葡萄を育て、そのワインは手作業で丁寧に作られていることでしょう。葡萄は手摘みされ、自然発酵を経て、芳醇なワインへと姿を変えていきます。
ワイナリーでは、ワインの試飲に加え、洞窟のような設定のワイン蔵や醸造タンクの見学ツアー、ハイキング・トレイル等の様々な活動を、風景明媚なサンタクルーズ山脈を背景に愉しむことができます。
バイイントン・ワイナリーは、”Santa Cruz Mountain AVA”に位置しているのですが、では、この”AVA”とは何でしょうか?
この”AVA”は、”American Viticultural Area(米国葡萄栽培地域)”の略称だそうです。この名称は、Alcohol and Tobacco Tax and Trade Bureau (TTB・アルコール・タバコ税貿易局)によると、「ワインのラベルに使用される特定の種類の原産地呼称で、葡萄の栽培方法に影響を与える特定の地理的または気候的特徴を持つ区域の境界を定めた AVAを明記することで 、醸造業者は消費者に対してワインの産地をより正確に説明できるようになり、消費者も購入するワインを識別しやすくなる。」そうです。
尚、米国に存在する AVA の名称や境界についてはTTBに情報があり、ワインのラベルに AVA または他の種類の原産地呼称 (国、州、郡名) を使用するための要件についても規定が定まっているそうです
American Viticultural Areas (AVAs)(Alcohol and Tobacco Tax and Trade Bureau)
https://www.ttb.gov/wine/american-viticultural-area-ava
”Santa Cruz Mountain AVA”とは、「サンタクルーズ山脈米国葡萄栽培地域」になるわけです。
1981年にアルコール・タバコ・税関貿易局(TTB)によって設立され、その領域は、サンタクルーズ山脈を中心に、サンタクララ郡、サンタクルーズ郡、サンマテオ郡にまたがっています。山の地形によって定義された最初のワイン産地の一つだそうです。
バイイントン・ワイナリーは、シリコンバレーから高速17号線を経由して山道を進んだ杜の中にあります。
サンタクルーズ山脈やモントレー湾、広大な葡萄畑を眺めながら、ワインの試飲のみならず、ワイナリーツアー、外のピクニックテーブルでランチと一緒にワインを楽しんだり、また、プライベート・イベントを開催することも可能な造りとなっています。
ワインの試飲(有償・1人25ドル〜)は金曜〜日曜に実施されています。チーズの盛り合わせなどをオーダーすることも可能です。
ワインの試飲は予約不要ですが、ワイナリーツアー(21歳以上のみ可・1人35ドル・ツアー時間は約45分ほど)をご希望の場合は、事前の予約がお勧めです。
尚、ペットの屋内への同伴は、認められていません。
また、お子様の同伴は可能ですが、保護者の方がしっかりと目を配ることを条件としています。また、VIPルームや企画によっては同伴が認められていませんので、事前にワイナリーにご確認ください。
このワイナリーからトレイルを伝ってハイキングも楽しめるそうです。
体力に自信のある健脚の方は、トレイル・ハイキングを楽しまれてからワインの試飲とピクニックランチを楽しまれるのも良いかもしれませんね。
ちなみに、ワインはとても美味しかったです。
試飲をしたワインから2本、そして、試飲なしでビンテージを含めた2本、合計4本も買ってしまいました☺
どうぞお出かけくださいませ!