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京都・洛北の歴史ある神社仏閣はじめ、四季折々の自然が楽しめる観光地を走っている叡山電車。乗るだけでもキョロキョロしたくなる楽しさ。鉄っちゃんだけでなくても楽しめる叡山電車をご紹介します。
叡山電車は、出町柳駅~鞍馬駅間の鞍馬線、出町柳駅~八瀬比叡山口駅の叡山本線があります。
自然いっぱいの沿線、展望列車「きらら」は、旅気分が楽しめる座席があります。大きなガラス窓に差し込む木漏れ日を浴びながら「きらきら」と輝く外観が特徴です。
「きらら」と名付けられたのは、沿線の「雲母坂(きららざか)」から。修学院から比叡山に通じる登山道であり、太平記にも登場するそうで、古来から京都の方には大変なじみの深い地名だそうです。
大きなガラス窓に向かう座席から、沿線の四季が楽しめます。
800系は編成ごとに違う帯色となってます。801-851号車の編成は「山並をイメージした緑」、802-852号車の編成は「鞍馬の雲珠桜をイメージしたピンク」です。
ハートのつり革は、叡山電車のつり革の中に、一個だけのレアアイテム。ハートのつり革を見つけると幸せをつかめる、また恋が叶うと言われています。
南部風鈴が車内に吊るされ、涼やかな風鈴の音色が聞こえてきます。夏季限定です。~9月30日。
叡山電車沿線の鞍馬と岩手県の2つの場所が、源義経ゆかりの地であり、源義経が生きた地域の風を感じていただこうと2013年から開催。岩手県名産の南部風鈴を鞍馬駅に飾り付け、京都の避暑地・鞍馬へ訪れた方へ涼しさと癒しをプレゼント。
フォトコンテストも開催中です。
比叡山延暦寺への参詣ルートとして、1925年(大正14年)に開業した叡山本線(出町柳駅~八瀬比叡山口駅間)、叡山ケ―ブル・ロープウェイとともに比叡山への京都側の足として、これまでも沢山の方を運んできました。
観光列車「ひえい」の車両デザインは、叡山電車の終着点「比叡山」と「鞍馬山」の「神秘的な雰囲気」や 「時空を超えたダイナミズム」といったイメージを「楕円」というモチーフで大胆に表現しています。側面には比叡山の山霧をイメージしたストライプがあります。
ロゴマークは、Spiritual Energy (スピリチュアル・エナジー)、大地から放出される気のパワーと灯火を抽象化しているそうです。
座席はゆったりとしたバケットシートで、一人ひとりの着席スペースが明確で、座り心地も抜群です。シートデザインは「神秘的な力・気」「御山の等高線」「歴史の積層」を施されています。
照明は、叡電初、LEDダウンライトを使用。落ち着いた雰囲気でリラックスできます。
優先座席には茶系のヘッドレストがあり、直上の吊手が長くなり、容易に識別できるようになっています。八瀬比叡山口駅方のドア付近のいすは折り畳み式で、車いす・ベビーカースペースとすることができ、バリアフリーにも対応。
700系車両のリニューアルの712号車(700系 デオ710形)。外装デザインは人と森が調和する沿線の景色をテーマとして、緑が基調。
エクシブ八瀬離宮から見る、緑の中を走る712号車。
車体は、沿線の神社仏閣をイメージした「朱色」。車体前面の鋼板を厚くし、台枠下部覆い(スカート)が新設されています。恰好いいですね!次回乗ってみたい列車です。
春は桜、秋は紅葉、また歴史ある神社仏閣など、京都・洛北が楽しめます。乗るだけでも楽しい叡山電車で四季と歴史散策をお楽しみ下さい。
叡山電車では全列車ワンマン運転です。出町柳駅以外は無人駅です。ワンマン運転の乗降についてはこちらをご覧ください。