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こんにちは~。岡山特派員のmamiです。
8月15日に真庭市蒜山で「大宮踊り」が3年ぶりに開催されるということで、ホテルを予約し取材に行く予定にしていましたが、台風7号の通過により中止になってしまいました。
「大宮踊り」というのは、蒜山地方に古くから伝わる盆踊りで、各地の神社やお寺、辻堂などで7月から日替わりで踊られます。昨年、2022年11月30日、全国各地の民俗芸能「風流踊」のひとつとして、岡山県笠岡市白石島の「白石踊」とともにユネスコの無形文化遺産に登録(日本国内の24都府県41件で構成)されました。中でも15日の福田神社の踊りがいちばん賑やかで、打ち上げ花火も開催されるだけに残念でした。
そこで、今回は宿泊した昨年オープンしたばかりのホテルをご紹介したいと思います。
お世話になったホテルは、「フェアフィールド・バイ・マリオット岡山蒜山高原」です。こちらのホテルは日本各地に系列ホテルがあり、全国の道の駅の周辺に隣接しています。
今までは通過点だった道の駅を拠点とし、新たな旅のスタイルを提案しているといいます。
このホテルは、館内にレストランがなく、地元で食事や観光を楽しむことによって、地域を活性化させるのが狙いだそうです。
私が泊まった日は、台風のため隣接する「道の駅 風の家」は早々に閉店していました。ホテル内には宿泊者が自由に使えるダイニングがあるので、近隣のイタリア料理店が昼過ぎには閉店する情報をつかみ、ピザを買ってきて夜キッチンのレンジで温めて食べているご家族がいらっしゃいました。
奥のキッチンにはレンジやコーヒーメーカーが設置してあり、お弁当を温めたり珈琲や紅茶、味噌汁などの飲み物をいただくことができます。ホテルで提供される朝食ボックスは、近隣の飲食店にオーダーした蒜山の食材をふんだんに使った自慢の一品のようでした。
滞在中は、ちょくちょく利用した飲物コーナー。パックの味噌汁が意外と本格的でした。夕食はあらかじめお寿司を買っていたので、お味噌汁が用意されていたことは嬉しかったです。
とっても美味しい珈琲でした。
ダイニングからの風景です。HPでは外のテラス席が緑に囲まれて魅力的でした。しかし、暴風の中でここでティタイムはできませんでした。
お部屋はコンパクトで清潔感があります。
入り口から見るとこんな感じです。ラバトリーが部屋の中にある珍しい配置ですが、壁で囲まないことによって部屋が広々と見えますね。
洗面とベッドの間にはパーティションがあるので寝る時には仕切ると落ち着きます。ラバトリーといってもトイレだけは個室です。
ホテルは湯船はなく、シャワーのみです。夏だから問題ないと思って予約しましたが、台風のせいか昼間の外気温が23℃だったので、部屋のエアコンを消しても肌寒い日でした。夫はスマホで付近の温泉を探し当てましたが、暴風で外に出るのも危なそうでした。