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函館空港から飛行機を利用したので、気になっていた"空弁"を味わってみました。搭乗者待合室でみつけた「NORI BENTO」です。
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見出しにも書きましたが、一見、とてもスタイリッシュで洋風にも見えるこちらのボックスの中身は、なんと「NORI BENTO」(650円)。
今回、搭乗時刻までかなり時間ができたため、以前、気になっていた「FLIRHT POTATO」(フライトポテト)を食べてみたいと思い、早めに搭乗者待合室へ向かったのですが、そこでみつけたのが「NORI BENTO」です。
テイクアウト可能なボックスは、機内食のようなルックス。
機内食を思い浮かべるだけで、まるで遠くの国へ旅しているかのような気分になります。
そして何より、このところ、函館へ行くたびに味わい、その虜になっている"岩のり"を使った空弁とのことでどうしても食べてみたくなり、急きょ、NORI BENTOをいただくことに。
カウンターで注文すると、ほかほか温かいお弁当が。
イートインスペースがあったので、その一席に陣取り、早速蓋をオープン!
すると、磯の香りと、なんとバターのふんわりとした香りが漂ってきました。
お弁当の中身は、北海道産米のごはんの上に岩のりがたっぷり乗っています。
そしてしょうゆ味をイメージしていた岩のりですが、バターとしょうゆで味付けしているそう。
北海道民が大好きな(特に昭和生まれの道産子?)バターしょうゆかけご飯の豪華バージョンです。
特にしょうゆは、こちらも函館特産のがごめ昆布を使った"がごめ昆布醤油"による味付けだそう。
旨味がたっぷり含まれているメインの岩のりですが、さらにお惣菜に玉子焼きとザンギもついています。
北海道発のザンギはもちろん、いただいたときには北海道内では玉子が品薄だったこともあり、とりわけありがたくおかずもいただきました。
そして何より、岩のりの香り、食感がまさか空港で味わえると思っていなかったので、大満足!
しっかりと弾力がある岩のりは、何度いただいてもおいしく、今までは函館でいただけるこの岩のりの存在にまったく気づいていなかったことを後悔したほどです。
特に「NORI BENTO」では、函館市内の居酒屋さんなどでも見かけなかった"バターしょうゆ味"が、より北海道らしい、ほかにはないテイストかもしれません。
一方、せっかくなので、ドリンクも楽しみました。
メニューには、カフェの定番ソフトドリンクメニューのほか、アルコールは地元の味もあります。
北海道限定の「サッポロクラシック」(600円)と、函館近郊の乙部町にある"乙部追分ブリューイング"のクラフトビール2種類がラインアップ。
乙部追分ブリューイングは「OTOBBEAN WHITE」(写真)、「OTOBBEAN IPA」の2種類(各800円)。
(ちなみに乙部追分ブリューイングのビールは、地元の「天然シリカ水」を仕込み水に使用しているそうです。)
OTOBBEAN WHITEは、柑橘系の爽やかな香りで、猛暑にもぴったりのスッキリしたテイストでした。
今回はいただきませんでしたが、ビールに合わせたい北海道由来のフードはほかにもありました。
特に「FLIGHT FRY3種SET」(1,000円)は、イカリング、ホッケフライ、チーズフライ(単品でも購入可)や、当初食べようと思っていた、北海道バター、チェダーチーズ、ジンギスカン、木樽仕込の塩辛の4種類から選べる「FLIGHT POTATO」も嬉しい品揃えです。
そして2022年3月のリニューアルオープン以来提供しているメニューが「北海道の厳選ビール飲み比べセット」(1,500円)。
「北海道乙部追分ブリューイング」の"OTOBBEAN WHITE”と"OTOBBEAN IPA"、それに"サッポロクラシック"のビール3種類が飲み比べできるセットです。
さらにいずれも1,000円で購入できる「FLIGHT FRY3種セット」「定番おつまみ3種贅沢セット」(枝豆・骨付きソーセージ1本、ザンギ2個)を飲み比べセットのお供にすれば、にフライト前の隙間時間も北海道グルメを満喫できます。
以上のローカルグルメを提供しているのは、函館空港国内線ターミナルの"搭乗者待合室"にある「FLIGHT FRY」。
今回ご紹介した以外にも北海道ならでは、函館ならではのメニューがあります。
例えば、函館の老舗すき焼専門店"阿さ利本店"(阿さ利精肉店)の「コロッケ」(1個200円/11:00販売開始、水曜定休)や、函館名物の「いかめし」(1尾500円)、「やわかチキンレッグの本格スープカレー」(1,200円)、「北海道名物ザンギ」(3個600円)、ソフトクリームなどのスイーツと、フライト直前のひとときも北海道、函館ならではの味を楽しめます!
早めに空港に着いた際、国内線ターミナルのショップなどをひと通り堪能したら、搭乗者待合室のこちらで過ごすのもおすすめです。
北海道民としては、道内旅行には車を運転して行くことが多いので、函館旅で飛行機を利用する場合は、ぜひ早めに空港へアクセスし、搭乗者待合室でのみいただける限定商品も味わってみてください。
なお、FLIGHT FRYにはイートインスペースがありますが、時間に余裕がないときは、商品によってテイクアウトも可能です。