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暑い日が続いていますね。京都も連日の猛暑にグッタリします。
朝一番、九条通りから東寺の境内を散歩しました。
東寺の開門は朝は5時。夕方は5時に閉門です。
東寺の境内は広くて、有料エリア(講堂や金堂の内部。五重塔・瓢箪池等の見学)と散策無料エリアがあります。
この朝は散策無料エリアを歩いて来ました。
東寺の正式名は教王護国寺。日本で最も高い五重塔(55m)を持ち、平安京の遺構が唯一残る寺院です。
東寺は弘法大師空海が、嵯峨天皇に日本で初めて密教寺院を託され、真言密教の根本道場として栄えました。
創建は延暦15年(796年)。国宝や重要文化財合わせて200点近くを所蔵する世界文化遺産の寺院です。
創建から1226年が過ぎた今も、京都の代表的な名所として連日沢山の人が参拝されています。
九条通りから南大門に入ります。
南大門は、東寺の正門にあたる門です。
東寺は、延暦15年(796年)に創建されたお寺ですが、現在の南大門が
ここに建てられたのは明治28年(1895年)です。
もともとは、東山の三十三間堂にあった西門を、平安遷都1100年を記念して東寺に移築されました。
かつての南大門には、運慶と湛慶の作と伝わる仁王像が祀られていましたが、
明治元年の火事で焼失しています。
現在の南大門は、安土桃山時代の建造物で重要文化財に指定されています。
南大門から境内に入ると、緑豊かな景色が広がっています。
目の前の大きな建物は金堂。(東寺の本堂です。)
薬師如来と日光菩薩、月光菩薩がおられます。
境内は広くて、入って直ぐに鎮守八幡宮。
左側には小子房から御影堂。
右側には金堂から講堂と、歴史ある建物が続いています。
御影堂を通って西門から壬生通りへと出ました。
壬生通りを九条通りまで歩き、陸橋から東寺を眺めます。
僕は、陸橋からの眺めが好きで、スーパームーンの夜とかは
ここから東寺を眺めていました。
この朝(27日)は、まだ気温も高くなくて、歩きやすい気温の東寺でした。