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スペインを代表するスイーツといえばチュロス。ドロリと濃厚なホットチョコレートに浸しながら食べるのが本場流です。スペインに来たら食べたいもののひとつですね。
マドリードの中心部には老舗の人気チュロス屋さんがあります。その名はChocolatería San Ginés(チョコラテリーア・サン・ヒネス)。1894年の創業なので(日本の明治27年)、もうすぐ130周年を迎えます。
マドリードの中心プエルタ・デル・ソルから歩いて5分ほどの距離で、絵になる下町の路地裏に佇んでいます。おしゃれなイマドキのカフェとは異なるクラシックな内装からは老舗感が漂ってきます。
年中無休で営業している上、木金土日と祝前日はなんと24時間営業!! 日本ではよくチュロスのことをスペインの朝食と紹介していますが、休日の朝食や午前や午後のおやつのほか、飲んだ後の締めに真夜中や明け方にも食べるのですよ。
また、日本で売っているチュロスはたいていシナモン味ですが、スペインのチュロスはシナモンどころかほとんど甘みもありません。なので、砂糖を振りかけたりチョコレートに浸して食べるのです。
サン・ヒネスのWEBサイトを見たところ、現在はチュロス6本とホットチョコレートのセットで5.50ユーロのようです。チュロス6本は日本人にはちょっと重たいかもしれないので、もし2人で行くならこのセットに単品でホットチョコレートを頼むといいかもしれません。
そういえば、10数年前に渋谷にこのお店の東京店がオープンしましたが、いつの間にか消えてしまったようですね。
マドリードに滞在の際は、ぜひ老舗で本場のチュロスをお試しください。