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ソルバン市を目指して高速101号線から246号線に乗り換え、ソルバン市最寄りの出口を降りると、すぐに十字の風車が視界に入るはずです。1911年、デンマーク系移民が土地を開拓したソルバン市には、今もデンマーク文化が根付いています。
ソルバンを紹介するのに日本人にとって一番わかり易い例えは、横浜中華街のデンマーク版というところでしょうか。
デンマークスタイルの建築のデンマークの味を伝える数々のレストランやギフトショップが並んでいます。
赤字に白い十字が入っているのがデンマークの国旗です。デンマークでは、あらゆるお祝いの席や特別な機会にデンマークの国旗をかざる習慣があるそうで、そのためかソルバンの各所で翻るデンマークの国旗を見ることができます。
赤字に白い十字の入ったデンマーク国旗と一緒に、アメリカの星条旗が掲げてあることも少なくありません。
また、デンマークの隣国であるスウェーデンや北欧の国の味を扱うお店もときおり見かけることができます。
日本人にとってデンマークを身近に感じるきっかけは、童話作家のハンス・クリスチャン・アンデルセンではないでしょうか? 人形姫やマッチ売りの少女、親指姫等の童話は、子供時代に誰もが耳にしたり、読んだことのあるお話だと思います。
ソルバンには、デンマークの首都コペンハーゲン市にある人魚姫の像のレプリカがあります。
1976 年にアール・ピーターソンとドロレス・ピーターソン夫妻に設置されたそうで、コペンハーゲンにある人魚姫像の二分の一の大きさだそうです。
その人魚姫像から徒歩数分の至近に、ハンス・クリスチャン・アンデルセン博物館があります。
1階が書店、2階が博物館になっています。入館は無料で、博物館ではアンデルセンの生涯と作品が紹介されています。
ソルバンでは、観光用にレンタサイクルやレンタサイクルカーを借りること(有料)も可能です。近隣のワイナリーなど、徒歩ではちょっと、という距離を観光で楽しみたい方にはぴったりのサービスですね。
数々のベーカリーやお土産物屋さんは、ウインドウショッピングだけでも楽しくなります。
ガラスランプやデンマークの民族衣裳、デンマークの国旗の描かれた小物類など、お店の窓際に可愛く並んでいる様子があちらこちらに見受けられます。
ペニー(1セント硬貨)でお手軽な観光土産を作ることもできます。こちらのアナログな機械を見つけたら、試してみてください。
こちら(写真)は、La Bella Rosa Fashionsの店頭にある一台。もし必要な硬貨がなければ、お店にお願いして両替をしてもらうことができます。
作成方法は簡単です。まず、機械で4種類あるデザインから好みのデザインをハンドルを回して選び、その後、硬貨を入れて、再度ハンドルを回すだけです。
柄を選んでから、必要な硬貨を入れます。1セント硬貨1枚と25セント硬貨2枚が必要です。
この機械はソルバンの各所で見かけることができます。こういうペニーを利用した記念プレートは、観光地では定番で、他の観光地でもその土地のモチーフが刻まれた記念プレートを作ることができます。
見かけたら、是非試してみてくださいね。