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イングランド北東のダラムは、長い歴史と美しい街並みを誇る都市。大聖堂と古城はユネスコ世界文化遺産にも指定されています。
またオックスフォード大とケンブリッジ大に続き、英国で三番目に古いダラム大学があることも有名です。
そんな古都ダラムに滞在する場合、街なかのホテルも便利ですが・・・郊外にある18世紀のマナーホテルに泊まってみるのも素敵ですよね!
それが今回ご案内する「ハードウィックホール・ホテル」。今では4つ星ホテルとして外装・内装ともに整えられていますが、じつは建物の殆どが18世紀のもの。また17世紀のお屋敷も一部に残っています。
ホテルに隣接する広大なパークランドは、かつてマナーハウスの庭園として私有地でした。しかし現在では公共の公園として誰でも入ることが出来ます。
湖のように大きな池や人工の川、神殿をかたどった装飾的な建造物などもあり、当時の富裕層の暮らしぶりがうかがえますね。
という300年ほどの歴史があるマナーハウスだったホテルは、華美ではないもののエレガントな雰囲気が漂います。でもレセプションでチェックインを済ませ、自分の客室に向かったら・・・。
まるでドラマか映画に出てくるような、オーソドックスな執事さんが立っててビックリ!でもよく見たらマネキンで、ユーモアある演出なのでした。笑
さて肝心の客室へ。こちらは「デラックス・ダブル」というクラスのお部屋です。他にも「スタンダード・ダブル」から「セレブレーション・スイート」「プレミア・スイート」などから選べます。
テレビ台を兼ねているキャビネットを開けると、電気ポットやコーヒー紅茶のセットと金庫。美味しいクッキーを載せたお皿とマグカップは、洒落たデザインのビレロイ&ボッホ製でした♪
緑豊かな庭園を眺めながら、ほっこりティータイムを楽しんでいると・・・優雅にカントリーハウスで過ごした、在りし日の人々が思い浮かびます。
そしてひと息ついたら、お風呂で旅の疲れを癒すのもいいですね。
バスルームは、カップルやお子様連れにも使いやすいダブルシンク。またトイレ、シャワー、バスタブがそれぞれドアで仕切られているのも嬉しい配慮です。
そしてホテル宿泊の密かなお楽しみ、バスアメニティ。こちらはフランスの海洋由来成分スキンケア、「アルゴテルム」で統一されていました!
ホテル内にはレストラン、バー、ティールームを兼ねたラウンジ、パーティーやセレモニー用の会場もあり、用途によって使い方いろいろ。宿泊せずランチやアフタヌーンティーのみで来る人が多いのも納得です。
美しい庭園に囲まれたロケーションと、300年ほど時代を遡ったようにクラシックな雰囲気。ダラムへいらっしゃる際には、泊まってみたい「ハードウィックホール・ホテル」です!
取材協力:VisitBritain 英国政府観光庁