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つい1週間前まで、最高気温は30℃近く、最低気温も20℃を超えていた日が多かったのですが、ここへきて気温がぐんぐんと下がっており、9月中旬の夏日が嘘のように過ごしやすくなりました。
札幌の街のいたるところに生えているナナカマドの実もどんどんと色づいています。
そう思っていたら、20℃近くあった最低気温が9月21日からは突然14℃、13℃まで下がりました。
こうなると、加速で敵に寒くなってくるのが北海道の秋です。
道端や庭に咲く花は、まだ色とりどりですが、ひと雨ごとに涼しさから寒さが深まっているようです。
それでも今のところ、最高気温がほぼ20℃を超えている日が続き、雨が降っている日以外は空気も乾燥しているので、日中は1年でも最も過ごしやすく、また気持ちがよい季節になっています。
ですが、朝・夕は、すでに長袖の上着がないと涼しいから寒い、と感じる日が多くなってきています。
1日中、外出する際は、出かけるときに暑くても、上着は1枚持って行った方がよいでしょう。
9月に入ると北海道各地で収穫祭がおこおなわれるようになり、9月~10月にかけて、毎週、複数の地域で収穫祭イベントで賑わいをみせます。
9月~10月初旬は野菜やフルーツの収穫祭イベントが多く、季節がふかまるにつれ、魚をメインとしたイベントも目につきます。
ちょっとした林や森でもヒメリンゴやクルミが実をつけている光景もみられます。
そうこうしていると、9月23日には、札幌市内では土砂降りの雨が雹(ひょう)に変わり、直径5mmほどもする氷の塊がボツボツと降ってきた地域がありました。
数十分に渡り振り続けたので、その後すぐに溶けてしまいましたが、いっとき、辺りは雪が降ったように白くなったほど。
たまたま大気が不安定だったようで、雷とともに大粒の雨と雹がより気温を下げたことも原因ではありますが、雨に濡れるとかなり体が冷えてしまう季節になったことを実感もしました。
札幌でも寒さを感じるほどなので、地域によってはさらに寒くなっているところもあります。
秋で天候が変わりやすい季節にもなっているので、天気予報もチェックしながら、体温調節がしやすい服装で北海道の秋の旅を楽しんでください。
そして1日の寒暖の差が激しくなってくると、次には紅葉の季節がやってきます。