キーワードで検索
札幌中心部の大通公園にもほど近い一角に、閑静でおしゃれなレストランがあります。名前は「CITY BOY」。あまりに心地よく、独り占めしたいようなステキなお店「CITY BOY」をこっそり(?)ご紹介します。
目次
大通公園からも近く、電車通りから2本ほど南に入った中通りにある「CITY BOY」。
札幌市街中心部にありますが、とても落ち着いた雰囲気のレストランです。
そして「CITY BOY」というポップな名前の印象とは少し異なる(?)、クラシックなエッセンスもときおり感じるカジュアルフレンチをメインにしたお店です。
店内は、どこかアットホームかつ洗練された空間で、夜が更けるにつれ、その雰囲気はさらに深みを帯びていくよう。
しっぽりオトナな雰囲気で、すっきり洗練されたインテリアの効果からか、異国の街でレストランに立ち寄ったような気分にもなります。
今回は、野菜をふんだんに使った鮮やかなサラダや自然派ワインを中心としたワインのラインアップが印象的なメニューから、ディナーメニューのアラカルト料理をご紹介します。
魅力的な国内外のナチュールワイン、北海道産ワインがありますが、最初はサッポロクラシックで乾杯!
メニューで最初に目に入ったのはサラダ。
写真もついていたサラダのひとつはタイ料理のライスサラダ「カオヤム」(1,400円)、もうひとつは「CITYBOY SALAD」(1,980円)。
各サラダにはチキン(300円)やサーモン(400円)、ローストビーフ(500円)をトッピングすることもでき、サラダだけでメイン料理にもなる内容です(3種トッピングは700円)。
写真はトッピングなしの「CITYBOY SALAD」。
ドレッシングは、なんと6種類(柑橘とディル/シーザー/アジアン/フランボワーズ/はちみつとシェリービネガー/フレンチわさび)から2種類選べる贅沢なサービス。
CITYBOY SALADには、スープやクスクスのトッピングもついており、見ても味わいも楽しいサラダは、食べるうちに自然とカラダが元気になっていく気がします。
ボリュームもたっぷり!
少人数だったり、ほかの料理をいろいろ食べたい場合は「王道シーザーサラダ」(1,100円)がおすすめです。
まさに王道な期待を裏切らない、いえ、サクサク新鮮な野菜とたっぷりのチーズが決め手、ボリュームも鮮度も期待以上のシーザーサラダは、おかわりしたいおいしさです。
サラダですでに存分に舌鼓を打っていましたが、メインはさらに魅惑的でした。
通常メニューで気になったのは、「北海道産 夢の大地ポークのロースト」(2,200円)や「鴨のロースト 季節野菜」(2,860円)。
ですが、この日は"本日のおすすめメニュー"から「骨付き仔羊のロティ」(写真/3,300円)を。
ジュワっと感じる肉汁の旨味はもちろん、ソースと絡めていただくロティはおいしいのひとこと。
おしゃべりをしていましたが、一瞬、言葉をのみました。
本格フレンチのエッセンス。
魚料理は、以前、「白身魚のカダイフ巻きフリット」(1,800円/本日のおすすめメニュー)をいただきました。
ここでもフレンチのエッセンス。
パン粉の揚げ物と比べ、格段に"軽やかなカダイフ巻き"は、パリパリサクサクとしたカダイフが淡白な白身魚にバランスよくコクを加えており、揚げているのに軽やか。
メニュースタンドに入った"本日のおすすめメニュー"もチェックしてみてください。
メインの肉料理や魚料理のほかにも野菜を使った美味しい料理がいろいろあります。
「じゃがいもとブルーチーズのグラタン」(850円)、「枝豆とアンチョビのオープンオムレツ」(700円)、「本日のキッシュ」(750円)など。
一品一品、どれも一見カジュアルでなじみあるメニューのようですが、ひと口食べてみると、いつものグラタンやオムレツとはひと味もふた味も違う、"オーダーしてよかったね"と思わず口に出てしまう料理です。
実は、それもそのはず。
フレンチの名店として知られる「akinagao」の姉妹店。
akinagaoのエッセンスをカジュアルに楽しめる料理の数々なのです。
なんといっても、魅力はグラスで1杯からいただけるワイン。
北海道産ワインもグラスでいただけます。
そしてラインアップの中心は、ナチュールなワイン。
スパークリング、白、赤、オレンジまで、少人数で行ってもグラスでいろいろなワインを楽しめます。
ワインをメインに一緒に楽しみたいメニューはこちら。
「チーズ3種盛り合わせ」(1,780円)は、ミモレット、カマンベール、ブルードヴェルニュ・ロビオーラをお好みでハチミツと一緒にいただきます。
各チーズは、1種類(800円~)でもオーダーできます。
もちろん、ワイン以外にもビールをはじめカクテルや日本州、ウィスキー、ソフトドリンクもあります。
しっかり飲みたいときには、2,380円(90分)の飲み放題プランがおすすめです。
料理とワイン(ビールも)ですっかり満足!なハズでしたが、料理のおいしさから、ついデザートの味まで想像してしまい、そこでデザートメニューを見てしまったら、どうしても食べてみたくなりました。
洗練され、かつ、満足感たっぷりのデザートは、写真のほか「米粉のブラウニー」(450円)などがあります。
そのなかで、特に印象的だったのは、シュークリーム。
注文をしてから焼きあげるので、食事後にオーダーすると少し時間がかかりますが、予想もしていなかったサプライズな登場で、食事を締めくくるフィナーレにふさわしいデザートになりました。
あまりにかわいらしくおいしかった「焼き立て!自家製シュークリーム」(770円)。
シュークリームは、大抵、冷たいものを食べることが多いと思いますが、その感覚でいただいたところ、"予想外の熱いシュー"が。
注文してから焼いているので、焼き立てのまま登場。
ベリーソースやクリームといただく熱いシューは、できたてスイーツ、個人的にはとても新しい感覚の自家製シュークリームでした。
なお、10月からは上記シュークリームに代わり「ふわっと軽い、モンブラン」(770円)を提供しています。
* * * * * *
落ち着いた空間においしい料理と飲み物。
カジュアルな気分で洗練された味を体験でき、それだけで十分、気持ちがリフレッシュされる「CITY BOY」ですが、一番心地よいのは、スタッフの方の明るく丁寧な応対かもしれません。
料理やスイーツに合う飲み物(ワインなど)のおすすめなどもスタッフの方に気軽に相談してみてください。
一層、充実の"CITY BOY TIME"を過ごせると思います。